大阪発・強度近視メガネの決定版


大阪梅田のメガネ店から、
強度近視メガネフレームの秘密をお伝えします。

「ある方法」とは・スッキリ強度近視メガネ、4つの条件

それでは、強度レンズの
「横面の白いところ」
「うず」
「重さ」

の3つを解決するメガネフレームをご紹介します。

私(岡本隆博)自身、強度近視ですので、こういうことにはこだわりがあります。


強度近視のメガネレンズを、
同じレンズを使ってもふつうのメガネフレームで作るよりも
薄く、軽くすることのできるフレーム…
そんな眼鏡フレームのことを
「ウスカルフレーム」と名づけ、
そのウスカルフレームを使って作られた眼鏡のことを
「ウスカルメガネ」と呼んでいます。

※こちらにも、ウスカルメガネに関する詳しいご説明があります。
http://usukal.biz


そういう特徴を持つ特殊な眼鏡フレームを、
当店ではいろいろ取りそろえており、お客様に喜んでいただいています。

まず大きいワクはダメで、
小さめ(レンズ部分が小さなメガネワク)がよいのですが、
ただ小さいというだけでは子供用メガネになります。

そうではなく、次のような条件が望ましいのです。


条件1.「鼻幅」の広めのメガネ

メガネのワクの、レンズとレンズのあいだの中央の間隔
(「メガネのまん中についている棒」の横幅にほぼ等しい長さ)
を「鼻幅」と言います。

 ぶ厚いレンズを使う強度近視の場合には、
この枠の鼻幅が狭ければ狭いほど、
レンズの内側(鼻側)の厚みがドンドン増します。

ですから、「鼻幅」が広めの方が、ここがスカッと薄くなってよいのです。
ここは少なくとも20ミリ以上、できれば25ミリ前後ほしいものです。

ここの「あいだの長さ」が長いメガネは、
アンティークのインポート眼鏡のような品格を持つデザインがやや多くなります。

ここのサイズの長さは一応、
メガネウレームに書いてある場合が多いのですが、正しく書いてあるとは限りません。

ただ強度近視のかたは、
パッと見て明らかにわかるほど、ここの長いものを探すようにしてください。


この点、「強度近視用メガネフレームのサイト」

http://www.pegasus-on-line.com/index.html

では、次のような言及があります。



(強度近視用メガネフレームのペガサスオンラインより、2004年3月20日現在)

よく聞く話で、「最近はフレームの流行がレンズ小さめなので、
一般のフレームでいけますよ」というのがあります。

これは誤解を生じる話しなので、お気を付けください。

確かに天地サイズが狭いので、レンズが小さく見えます。
しか〜し、レンズの横幅は決してそうではありません。
小さいといってもせいぜい46mm程度です。

……中略……

また、レンズ(円形)のどの部分を使うかは、レンズの光学中心と目の瞳孔位置の関係で決まりますので、
実際には直径46mmの位置ではなく更に外周部まで使う可能性がありますので、+?の厚みを覚悟してください。

つまり、レンズの上下は多少薄くなっても、横から見た厚みはそれほど薄くはないということです・・・念のため。



とあります。

確かに、レンズ1枚の横幅が46ミリくらいの小ささのフレームでは、
かなりの厚みを覚悟しなければいけないでしょう。

しかし世の中には、横幅が40ミリ前後のメガネフレームもあるのです。
そこで条件2の登場です。

条件2.ワクのサイズ(レンズ部分の横幅のサイズ、玉型サイズともいう)は小さめ

「レンズ部分が小さいメガネを、普通の顔の人がかけると、
メガネワクのレンズの外側に目がきて、
まぬけな感じになってしまうのでは?」

いいえ、「鼻幅」を広くとってさえおけば、
レンズ部分のサイズは小さめでも全体にさほど小さな枠にはなりません。

ちゃんと、レンズの中心かやや内側に、
あなたの目が位置するようなフレームはあると思います。

(万一なければ、当店のオーダーメイドでも作れます。
たいていはどんな大きさでも作製は可能です)

レンズのサイズが小さいければ小さいほど、レンズは薄く軽くなるのです。
考えてみれば当然のことですが、レンズが薄くなる効果は想像以上のものがあります。

内側(鼻側)もスカッと、
外側(耳側)もスカッと、
両方薄くすることで、レンズは内面のウズがウソのように少なくなって、
外見上スッキリとしたメガネになります。

重さも当然、非常に軽いです。
横っつらの白いところは?それもほとんどないに等しいです。
3拍子がそろっています。

強度近視の場合にはレンズ部分の横幅のサイズは50ミリ未満、できれば40ミリ前後にしたいものです。

そしてレンズの上下の幅(天地幅)は大体27〜29ミリくらいがよく、
40代からの遠近両用レンズを入れる場合にはもう少し深め、
遠近初心者なら35ミリ以上、人によっては32ミリくらいでも
遠近レンズが平気な人もいます。

ここで実例を示します。

たとえば、−9Dという強度近視(裸眼視力は0.02くらい)で、
「瞳孔間距離」が64mmの人が、
屈折率1.8のガラスの薄型レンズを使った場合ですと、
どんな厚みになるかということを示します。

             レンズの横部分の厚み→ 鼻側の厚み 耳側の厚み
鼻幅が14mmでレンズ部分の横幅が54mmのワク
(強度近視に向かないメガネフレーム)
約 4.3 mm 約 6.2 mm
鼻幅が26mmでレンズ部分の横幅が38mmのワク
(強度近視に向くメガネフレーム)
約 3.2 mm 約 3.2 mm

↑(注・この表は、「削ってワクにはめた後のレンズのフチの幅」を表わしています)

当店の「強度近視に向くフレーム」ならば、
レンズの横からの厚みを極めて軽くすることができるわけです。

レンズもフレームも、重さは非常に軽くなります。

…以上のことを、ペガサスオンラインさんにメールでお知らせしましたところ、

「どういったフレームが強度近視に最も向くものなのかは、お客様の一人一人のご判断によるのであって、
簡単に決められるものでもないかと思います」


という趣旨のご返答をいただきました。



条件3.ウデのフィッティングが自由にできるもの

「でも、レンズが小さなワクって、普通の顔がかけると、きゅうくつそうだけど?」

確かに、たまに電車の中などで、小さなメガネに顔がしめつけられて
ボンレスハム状態
になっている人を見かけたりします。かわいそうに……。

 こういう場合はメガネのウデを思い切って、顔の外側を回り込ませるような
グワッとした形に曲げてやればよいのです。

 ワクサイズがやや小さめのものを、
顔幅が広めの人がかける場合は特にそれが必要となり、
それをしないと、フレームのウデ(テンプルともいいます)がコメカミ部分を圧迫しがちですので、
フィッテイングをするフィッターの技術により、
そうならないように相当うまくフィッティングをしないといけません。

ただし、ウデの材質が超弾性だと、それがまず不可能なのですが、
たまにウデを少しは曲げられる超弾性のワクもありまして、
当店に置いている超弾性のワクは全て、少しは調整できるものだけです。
といっても3〜4本しか置いていません。

超弾性のワクは、
たまたまかなり顔にピッタリ合っている場合以外はおすすめできません。

やはり、ウデのフィッティングがしやすいワクがのぞましいです。

また、
最初からレンズの外側のところからウデにかけてが横にグワッと広がっているような、
機能性バツグンなデザインになったフレームも、たまに見かけることがあります。

当店では、そういう条件にかなう枠をいろいろと探し出してコレクションしています。

条件4.レンズはガラスか、プラスチックか、きちんと考えて決める

強度のメガネを掛けるかたの要望は

「レンズは薄く、全体は軽く

ということになります。

そのどちらをより強く望まれるかということにより、
レンズをガラスにするかプラスチックにするかということを決めます。

薄さ優先ならガラス、
軽さ優先ならプラスチック、となりますが、
レンズ部分が十分に小さいものを選んでおけば、
相当強度の場合でもレンズの重さはさほど気になりませんので、
ガラスを選ばれるかたも多いです。

少し前から、当店で取り扱いを始めていた眼鏡のワクで、
鼻幅25ミリ、レンズの横幅40ミリ、上下幅28ミリという、
細くて丈夫な金属フレームがあります。

これに左右とも大体「−12D」という度数で、
ガラスの「屈折率1.8の非球面レンズ」で入れた30代の男性がおられました。

そのかたは、それまでのご自分のメガネとの外見的な違いに驚いておられました。
レンズが信じられないほど薄いため、内面のウズが驚くほど少ないのです。

軽さは、以前のものがプラスチックだったために、今度のものとあまり変わりませんでした。


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強度近視メガネでもレンズの価格はおさえる
強度近視の人のメガネに使うレンズ、と聞けば必ず、
「高屈折率レンズ」や「非球面レンズ」と反応してしまうかたが多いようです。

これらの高級な価格のレンズは、必ずしも使う必要がない。
というのが、私の意見です。

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