ふちなしの
度付で
クリップオン
ふちなしの度付で
クリップオンのメガネ!
その名は・・・・・・
ディグリーフリップ
といいます。
(ディグリーとは「度数」のことです)
これは、なんと・・・・
3つの使い方がある
とても便利なものです。
|
|
右の画像では、メインのメガネにレンズは
入っておらず、これは単式の跳ね上げメガネと
同じ使い方になるのですが……
単式の跳ね上げメガネでは、種類に限りが
ありますが、この方式だと、フルリムの金属性枠
であれば、どんな枠でも単式跳ね上げメガネに
なるわけです。
特に大きな枠や、特に小さな枠で跳ね上げしたい
……そういうかたにはこの方式が特に有効です。
例えば、右の下の方の写真は、フロント部の総横幅が
148mmもある大きな枠ですが、これにディグリーフリップをつければ、ビッグサイズの跳ね上げメガネになるのです。
前のレンズを
カチャカチャと2段階上げると右のようになります。
この状態で裸眼で手元の本などを見るわけです。
(近視で老眼の人の場合)
|
|
また、フリップを一段階だけ上げますと、なんと、
遠近両用として使えるのです。
すなわち、近視で老眼の人の場合、
レンズを通して遠くのものを見、
裸眼で下目使いに
手元のものを見るわけです。
|
|
前のレンズを降ろすと、
全体で遠くをはっきり見るようになります。
|
|
なお、ディグリーフリップは、取り外すこともできます。
|
|
次に、ディグリーフリップの
二つ目の使い方を説明します。
これは老眼で、しかも近視の度数が
やや強めのかたに便利な使い方です。
メインの枠には手元の本などを見るのに適した
近く用の度数が入っていまして、
前のレンズには-2D前後のレンズが入っています。
右の写真は、前レンズを降ろして遠くのものをはっきりと見る状態です。
|
|
前レンズを少し跳ね上げると、遠近両用になります。
すなわち、後ろのレンズで下目使いに手元のものを
見て、前と後ろの両方のレンズを通して
遠くのものをはっきりと見るわけです。
|
|
前レンズをさらに跳ね上げると、
遠くのものは見えませんが、
手元を広い視野で見ることができます。
|
|
前レンズは、
このように真上にまで上げることもできます。
なお、この二つ目の使い方の場合には、
フルリムでも、ハーフリムでも、どちらでもOKです。
また、
今お使いのメガネが普通の枠で遠方用であれば
(1)
老眼の度数をディグリーフリップに入れて、
いまお使いのメガネを
遠近両用跳ね上げメガネ
とすることもできます。
その場合は、
近くを見る必要がない場合には
ディグリーフリップを
外しておけばよいわけです。
(2)
その遠方用の度数が近視矯正なのだけれど、
やや弱めに合してあって、
パソコンなどは何とか見えるけれど、
運転のときなどにはややぼやけを感じるので、
そういうときに、遠くをもっとはっきり見たい
というかたの場合には、
ディグリーフリップの度数を-1D前後の
弱度の近視にすることにより、
その目的に合ったメガネとなります。
すなわち、運転のときにはフリップを降ろし、
それ以外のときには、フリップを上げるわけです。
|
|
そして、ディグリーフリップの三つ目の使いかたが、
これまでにできなかった離れ業なのです。
これを我々は「スーパー複式跳ね上げメガネ」と名づけました。
では、その効能をご説明しましょう。
|
|
単式の跳ね上げメガネに
ディグリーフリップがついています。
これはフルリムでもハーフリムでも、
単式の跳ね上げメガネであれば、
どれにつけてもよいのです。
このように
ディグリーフリップを降ろした状態ですと、
遠くがはっきり見えます。
|
|
メインの跳ね上げ部には
近く用(読書用かパソコン用)
の度数のレンズが入っており、
前のレンズには、
後ろのレンズに加えて
さらに遠くをはっきり見させる、
近視矯正(マイナス加入度)
のレンズが入っています。
右写真のように
ディグリーフリップを
少し上げますと、
遠近両用として使えます。
すなわち、
両方のレンズを通して
遠くをはっきり見、
後ろのレンズだけで
下目使いに手元のものを
見るわけです。
|
|
もう少し
もう少し跳ね上げの角度を増やすと、全体に近くのものをはっきりと見ることができます。
|
|
なお、
前のレンズは、
ここまで上にあげることもできます。
|
|
さあ、
ここからが
「スーパー複式」の特長です。
このスーパー複式跳ね上げメガネの
前のディグリーフリップと
後ろのメインの跳ね上げ部の
レンズを右のように
どちらも上げてしまうと・・・・・
近視で老眼で、
やや度数が強めのかたの場合、
裸眼で、
うんと接近して
手元のものを大きくはっきと
見ることができるわけです。
この使い方は、
従来の複式跳ね上げメガネでは
できなかった、離れ業なのです。
これができるので、
われわれはこのメガネを
「スーパー複式跳ね上げ」
と呼んでいるわけです。
|
|
右の写真は、
スーパー複式跳ね上げで、
前と後ろの両方のレンズを跳ね上げたときの、
クローズアップです。
なお、
スーパー複式の場合、
両方のレンズを通してパソコンを見、
前だけ跳ね上げて本を見、
両方を跳ね上げて
手元の細かいものをうんと接近して見る
……というデスクワーク用の使い方も可能です。
そして、
前に入れるレンズか、
後ろに入れるレンズに、
累進レンズを使って
さらに便利に
お使いいただくこともできます。
|
|
このような、
いろんな使い方ができる
ディグリーフリップの価格は、
ケースもついて
* 本体メガネをお預かりして、
約1週間にてお渡しできます。 |
|
|