ウスカルワクのすすめかた2
ウスカル枠のすすめかたについて
書いてみます。
検眼をしてから枠を見てもらうのと、
その逆とで、どちらがいいとは一概には言えませんが、
先に枠を決めたら、実際の頂間距離が分かった上で
検眼して度数の決定ができるというメリットがあります。
その逆ですと、PDを確定して、
プリズム不要かどうかがわかってから
枠を選べるというメリットがあります。
すなわち、ベイスインが入るなら
レンズの厚みの具合でいくと
PDよりもFPDの方が大きめでもいいわけですし
ベイスアウトが入るなら、PDよりも少しでも広いFPDを
持つ枠は避けるのがよいでしょう。
ですので、前回のデータで度数やPDが分かっているので有れば、
検眼よりも枠を先にすればよいでしょう。
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それで、枠選びの注意点について言いますと、
普通の枠なら、サイズのことは気にせずに、
お客さん自身で顔の大きさの合うものの中から
好きなものを選んでもらえばよいのですが、
ウスカル枠ではそうはいきません。
たとえば、PDは61とします。
そうするとFPDが会わないものを見てもらってもしかたがないので、
こちらから、FPDの合うものだけを取り出して見せるのが
ウスカル枠を販売するときの鉄則です。
その場合、通常はFPDが61〜64程度のものを見せるのですが、
度数が相当に強度なら、FPD62で止めて置いた方が
レンズの耳側の厚みの点で有利であることは当然です。
それでいくつか、FPDが適合する枠を出したで
必ずアドバイスをすべきことがあるのです。
それは何かというと、レンズが薄くなる順番を
示すということです。
では、その順番は何で判断すればよいのでしょういか。
ウスカル枠のお勧めの場合
たいていは、FPDはPDと同じか、それよりも、
やや広めですので、
レンズの耳側が一番厚くなるので、
それぞれの枠の「耳幅」が短い順に並べて
「この順番でレンズが薄くできあがります」
と言うわけです。
*耳幅 = (玉型サイズ×2)+鼻幅
それを考慮に入れてお客さんに好きな枠を選んでもらいます。
それでもしも、一番薄くなる枠で気に入ったのが
あればそれでよいのですが、
そうはならずに
薄くなる度合いでいくと、これが一番だけれど
スタイルの好きさでいうと、これが一番
というようなことになった場合には、
何種類かのレンズで、
こちらに入れたら何ミリ
こちらに入れたら何ミリ
と計算をして、
その違いを厚み見本でしめしたら
よいわけです。
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例
度数 −10 PD 59
なるべく薄くしたいという要望
ご要望から、玉型は42以下とし、
候補枠を耳幅が狭い順に並べてみます
シンメトリー 36□24 FPD60 耳幅96
ラミュー 38□22 FPD60 耳幅98
ディアネス 38□22 FPD60 耳幅100
デリア 38□24 FPD62 耳幅100
アリエル 40□20 FPD60 耳幅100
ウスカリズム 40□20 FPD60 耳幅100
クラルテ 40□22 FPD62 耳幅102
エリウス 42□20 FPD62 耳幅104
オプリティー 44□16 FPD60 耳幅104
そして、「こちらのものほどレンズは薄くなります」と
言ってから、これらを見てもらうわけです。
ウスカル枠のすすめかた
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