ギリシア数字の「24」の啓示を持つ
ウスカル新フレーム「テトラコーサ」の秘密とは
ウスカルメガネフレームとは
強度近視のレンズを薄く軽くし、
レンズを小さく作ることのできる、
機能性を重視して製作されたメガネフレーム。
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ウスカルフレーム
「テトラコーサ」(Tetracosa)とは |
そういった出自の
強度近視ウスカルメガネフレーム
から、
新しい要素をもって
意欲を持って製作された新モデル
「テトラコーサ」
が入荷してきました。
メーカー参考小売価格
\29700(税込)
\27000(税抜) |
この、テトラコーサは、
「ウスカル会」のオリジナルフレームとして、
リリースされ、
テトラコーサ(Tetracosa)というモデル名は、
ギリシア数字で
「24」という意味を持っています。
福井県鯖江市の、技術力を活かしたうえで、
機能性を重視した新要素を搭載。
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両サイドに新登場の「ウェイブ型」の智パーツを採用。
フィッティング性能に優れ、デザイン的にも新境地を開拓。 |
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腕にβチタンを使用するも、
ウェイブ型の智パーツを得たことで、まったく新しい意匠の
ニューデザイン・テンプルを可能とした。 |
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ギリシア数字「24」の意味を持つ
「テトラコーサ」をモデル名として持つ。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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今回のテトラコーサの特筆ものの新要素、
「ウエイブ型」の智パーツ。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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ウエイブ型の智パーツのデザインから、
かつてなかったシェイプのβチタンの腕へと派生する。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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フレームサイズは、
F□24 (フリーサイズ、最大46ミリまで)で、
テトラコーサの意味となる
ギリシア数字の「24」というのは、
鼻幅の24ミリを指しています。
そして今回のテトラコーサは、
ダミーレンズが43ミリで入っています。
そのため、ダミーレンズの43ミリで
ウスカルメガネを作った場合には
対応するPDが63〜67ミリ
(日本人の平均的なPDのかたに適合)
となり、
ウスカルメガネの「ルキウス」の名を持つモデルと
同じフレームPDのサイズ(FPD67)です。
(しかしながらルキウスよりも、
やや幅広なフレーム総横幅をテトラコーサは持っています)
テトラコーサは今回、実験的にということで、
穴空きタイプのウスカルフレームで
43ミリや41ミリや39ミリといった奇数のミリサイズでの
レンズ作製を推奨(すいしょう)しています。
これまでになかった、
微妙なサイズ感が出るだろうという予測のもと、
奇数サイズでのミリ数の
ダミーレンズを入れてあります。
テトラコーサは、
『穴あきタイプ』のメガネですが、
見本の状態では43mmのダミーレンズが入っています。
この43mmで作れば、
PD(瞳孔距離)が63〜67mmの人に
かなりのウスカル効果が見込めます。
そして、
レンズサイズを41mmか39mmにして作れば、
PD(瞳孔距離)が59〜65mmの
人に、さらにレンズが薄いメガネとして
使っていただけます。
レンズを最大径で作ると46ミリとなります。
46ミリで作ると、フレームPDは70となり、
かなり広めのPDのかたに適合します。
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ダミーレンズ43ミリは、
大ヒットモデルの「ルキウス」と同じFPD「67」となります。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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初期状態のダミーレンズは43ミリ。
そして光の当たる角度によって、表情を変える色合い。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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色は4色。実績のある定番のカラーばかりを使用し、
今回の新たな智パーツを持つテトラコーサに
彩りを添えています。
この智パーツ、
どこが新要素たるに相応(ふさわ)しい性能を持つのか
といいますと・・・・・・
1 デザイン的に新機軸感を出している。
2 これまでよりも剛性を少し高めた智パーツの厚み設定。
3 フィッティング性能のきわめて高い形状と剛性。
4 腕の個性的なデザインに派生。
1 デザイン的な新機軸感とは、
インダストリアル・デザインを意識した
鋭角的・直線的なデザインのシルエットを
手に入れたという点。
単調な形状ではなく、変化に富んだ表情を持ちます。
2 これまでより剛性を高めたというのは、
これまでにリリースした
ガウディオやフォートレスやインパーダなどの
シンプルタイプの智パーツと比べ、
少しだけ剛性を高めてあるということです。
最高のかけ心地は、人によって「固さの相性」があります。
固めのテンプルのしなりが良い人、
柔らかめのテンプルのしなりが良い人。
今回の智は、少し堅めに剛性をアップすることで、
これまでになかった固さ加減の智となり、
より多くの人の好む智の固さのゾーンへと突入しました。
3 フィッティング性能のきわめて高いというのは、
「ウェイブ」…波型という名称が示すとおり、
最初から微妙に上下に波うった意匠を持つデザインのため、
テンプルの上下への曲げ加工が
フィッター(フィッティングする人)にとって容易になっています。
左右の耳の高さの違いや、位置の高めの耳、位置の低めの耳、
そういった耳への曲げによる対処がとてもしやすく、
見た目の不自然さの少ない状態で
曲げが加えられるのです。
4 腕の個性的なデザインに派生というのは、
見た目通り、個性的な形状の智には、
個性的なテンプルが合うということで、
ハイファッションなデザインのテンプルパーツをデザインして
取り付けることができました。
シンプルな形状の智では、なかなかこういうデザインはできません。
デザイン性だけでなく腕全体の剛性も、かけやすくなるよう
絶妙ともいえる太さ加減にしています。
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これまでのシンプルタイプよりも剛性を高めた智。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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躍動感のある腕と、実際に躍動感を生む剛性に仕上げた腕。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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きわめて高い、智のフィッティング性能。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです) |
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4色の色は、それぞれ定番のカラー。
それでいてテトラコーサの機能性を乗せることで、
新たなる表情を隠し持っていたりします。
カラー1 が カーキブラウンマット。
カラー2 が ツヤありスカーレット。
カラー3 が ライトアーモンドマット。
カラー4 が シェードブラウンマット。
カラーデータ テトラコーサ
●F□24サイズ
・カーキブラウンマット |
カラー1 |
・ツヤありスカーレット |
カラー2 |
・ライトアーモンドマット |
カラー3 |
・シェードブラウンマット |
カラー4 |
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テトラコーサは、ルキウスと同じサイズ帯のため、
4種類のカラーは、ルキウスの色ラインナップの穴を埋め、
ルキウスのフォルムで狙いにくいイメージ・スタイルを
獲得する色合いを選んでいます。
カラー1 カーキブラウンマットは、
ルキウスでは追及されていない「堅実的」で
「ミディアムトーン」な色合いを
実現したもの。
カラー2 ツヤありスカーレットは、
ルキウスでは追及されていない「積極的・能動的」で
力強くさらに「鮮やかなインパクト」を残す色です。
カラー3 ライトアーモンドマットは、
ルキウスでは追及されていない「暖かみが大きい」という
性質を持つ薄茶系カラーとなっています。
カラー4 シェードブラウンマットは、
ルキウスで追及されていない
「黒に近いが黒ではないマット」という性質を持つ色で、
紫系などとは違う無骨さを持つ、
黒に限りなく近い「暗い茶色系の色」です。
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「堅実的」で「ミディアムトーン」な色、濃すぎず薄すぎず。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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「積極的・能動的」で「鮮やかなインパクト」を持つ色。
(上のテトラコーサは、カラー2 ツヤありスカーレットです)
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「暖かみが大きい」、というマットなライトブラウン。
(上のテトラコーサは、カラー3 ライトアーモンドマットです)
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かなりの濃度を帯びた暗い茶色。「黒に近いが黒ではないマット」。
(上のテトラコーサは、カラー4 シェードブラウンマットです)
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横から見ても、
今回の「テトラコーサ」の
シャープな腕(テンプルと呼ばれるパーツ)の、
カッティングの妙を活かしたカラーリングが
映えるのがわかります。
ウェイブ型の智パーツが、まずありきで、
そこからシャープな腕へと派生し、
そこからシャープなカラーリングへと派生している。
すべてはニューデザインの智から始まった……
智にはじまり智に終わる、
たったひとつの小さなパーツが
モデルの性能・デザインを完成させたという
実例だと言えることでしょう。
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この「ウェイブ型」の智から、
精鋭的なテンプルデザインへと派生が始まる。
(上のテトラコーサは、カラー1 カーキブラウンマットです)
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鮮烈でありながら派手すぎないスカーレット。
緋色(ひいろ)とも呼ばれる風靡(ふうび)な赤。
ツヤあり加工で特筆もの現代性に。
(上のテトラコーサは、カラー2 ツヤありスカーレットです)
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明るく柔らかく鎮座(ちんざ)する、暖かみの強いアーモンド。
(上のテトラコーサは、カラー3 ライトアーモンドマットです)
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ひときわ締(し)まりのある、黒に近い茶色。。
(上のテトラコーサは、カラー4 シェードブラウンマットです) |
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テトラコーサ
各カラー紹介 |
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カーキブラウンマット (1番カラー) |
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ツヤありスカーレット (2番カラー)
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アーモンドブラウンマット (3番カラー) |
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シェードブラウンマット (4番カラー) |
写真 : 岡本 真行 |
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