遠近両用対応のナイロールの
ウスカルフレーム、
「モルトレジオ」とは
強度近視のウスカルメガネは、
強度近視の厚いレンズを
薄く軽くするメガネフレーム。
そんなウスカルフレームから、
「下半分ふちなし」の
ナイロールタイプのレンズを持ち、
遠近両用など累進レンズにも適性を持つモデル、
「モルトレジオ」という
ウスカルフレームが登場です。
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ナイロールタイプの
レンズを持つモルトレジオ |
モデル名は
「モルトレジオ(Moltrejio)」
です。
大きいほうと小さいほうの
2つのサイズをご用意。
小さいほう 44□24 と、
大きいほう 44□28 です。
それぞれ
44□24は3色、44□28も3色のカラー用意。
ナイロ−ルタイプのウスカルメガネフレームとして、
軽量化に力を入れた
スポーティーなフォルムで、
かつての「コラッジオ」や「コラフープ」などの
ウスカルフレームシリーズに連なるモデルです。
さらに「遠近両用などの累進レンズ」にも対処できる、
レンズ上下幅30mmを誇るモデルでもあります。
メーカー参考小売価格
\27500(税込)
\25000(税抜) |
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↑ 大小2つのサイズをご用意
(画像は 44□24 カラー1 ブラックマット)
↑ 「遠近両用などの累進レンズ」にも対処できる、 レンズ上下幅30mmを誇るモデル
(画像は 44□24 カラー1 ブラックマット)
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「スポーティー」という、
今回のデザインコンセプトの目標をクリアするための
「スリット付きテンプルパーツ」は
細く繊細な隙間(スリット)を持っており、
テンプルパ−ツそのものの細さとも相まって、
弾力性に富んだシャープな構造。
ですが、
フレームにかかるテンション(衝撃)を
巧みに受け流す部品の組み合わせになっていて、
しかもフィッティング性能にも優れた、
当方のオリジナル規格品らしい独自の
バランスを持つ王道の機能性フレーム。
カラーリングをクラシックタイプに絞り、
若さよりも洗練された落ち着きを重視し、
総合的に大人っぽさを重視した高級感を実現。
テンプル(腕)の先の
「先セル」や「モダン」と呼ばれる部位には、
「ラバロン素材」なる新素材を使用し、
樹脂の独特な質感によって
色の変化をつけています。
今回のような、レンズの上下幅の長い構造を
実現させるために役だったのが、
上下に長いブリッジダウン型の
「クリングスパーツ」です。
ブリッジ(メガネ中央の棒状のパーツ)から下がる、
通常よりも長い規格の、細く弾力性に恵まれた
高性能なクリングスパーツを採用できたことにより、
はじめて実現した形状バランスとなっています。
レンズ型は、オーソドックスな
「初期ウスカルメガネ」を踏襲した形状。
このコンセプトのレンズ型でありながら、
上下幅をできるだけ長くし、
しかも
不自然のない鼻パッド位置の配置
を成功させたという、
念願の累進レンズ・コンセプトの実現
の成果となっています。
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フレームにかかるテンション(衝撃)を 巧みに受け流す部品の組み合わせ
(画像は 44□24 カラー1 ブラックマット)
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「先セル」や「モダン」と呼ばれる部位には、 「ラバロン素材」なる新素材を使用
(画像は 44□24 カラー1 ブラックマット)
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不自然のない鼻パッド位置の配置 を成功
(画像は 44□24 カラー1 ブラックマット) |
44□24 も 44□28 も、
共通する色ラインナップでの登場です。
カラー1 ブラックマット は、
シンプルな黒の良さを存分に引き出し、
カラー7 ツヤありアンティークシルバー は、
もっとも軽快な雰囲気を醸(かも)しだし、
カラー9 ツヤありアンティークブラウン は、
中間的な質感のバランス感覚を持ちます。
カラー3はレンズまわりの「リム」に、
転写という技法を用いており、
ツヤなしの全面茶色マダラ模様となっています。
44□24 と 44□28 、
レンズサイズは
どちらもまったく同じにしています。
レンズ横幅は44mmで、
レンズ天地幅は約30mmです。
下半分のふちがないという
ナイロールタイプのフレームですので、
プラスチックレンズのみが使用でき、
ガラスレンズは使うことができません。
全体的に「軽さ」を優先して
設計していますので、
スポーティーなイメージとして
仕上がっています。
素材はコバルト合金。
細く伸ばしても粘り強く、
同じ細さであればチタンをも
越える耐久性を持つ、
期待の高性能素材です。
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(画像は 44□24 カラー1 ブラックマット)
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(画像は 44□24 カラー7 ツヤありアンティークシルバー)
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(画像は 44□24 カラー9 ツヤありアンティークブラウン) |
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2つのフレームサイズとは、
44□24 は FPD68 ですので、
日本人の中のやや大きめサイズとなり、
44□28 は FPD72 ですので、
日本人の中の大きいサイズとなります。
それぞれ、
44□24 → 日本人のやや大きめのPDサイズに対応
目の中心と目の中心の間の幅(PD)が
44□24 は 64〜68ミリの人向け、
44□28 → 日本人の大きめPDサイズに対応
目の中心と目の中心の間の幅(PD)が
44□24 は 68〜72ミリの人向けです
* PD:瞳孔間距離
フレームサイズ
44□24
(フレームPD68)
と
44□28
(フレームPD72)
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モルトレジオ カラーデータ |
モルトレジオ 44□24
・カラー1 ブラックマット |
・カラー7 ツヤありアンティークシルバー |
・カラー9 ツヤありアンティークブラウン |
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モルトレジオ 44□28
・カラー1 ブラックマット |
・カラー7 ツヤありアンティークシルバー |
・カラー9 ツヤありアンティークブラウン |
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上の3つが小さいサイズ。
下の3つが大きいサイズです。
↓
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小さいほうのサイズは
まずは小さいほうのサイズ、
44□24 のほうを
ご説明いたします。
色の1つめは、
カラー1 ブラックマット です。
細身のナイロールフレームである
このモルトレジオで、
シンプルな黒マットは
もっとも大人っぽい雰囲気を持つ色となります。
今回、初採用となる
スリット(細い穴)付きのテンプルパーツの使用で、
重厚感よりも軽快感を重視した、
機能性を重視した構造になっています。
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シンプルな黒マットは もっとも大人っぽい雰囲気を持つ色
(画像は 44□24 カラー1 ブラックマット)
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重厚感よりも軽快感を重視した、 機能性を重視した構造
(画像は 44□24 カラー1 ブラックマット)
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44□24 の2つめのカラーは、
カラー7 ツヤありアンティークシルバー です。
アンティークシルバーは
渋い柔らかな懐古調の色ですが、
ツヤありにすることで、
現代的な風味を引き出させています。
近代的イメ−ジにして
スポーティー・シックなこのモルトレジオには
抜群の相性を持つカラーです。
ブラッシング加工が施されており、
暖かくほのかなシルバーとなっています。
後ろから見れば、このモルトレジオ、
やや「テンプル(腕)の長さが長く作ってある」
ことに気付くと思います。
ラバロン素材の先セルは、
一度抜いて、テンプルの芯を切り詰め、
短く変更することが
できやすいという
特徴を持ちます。
耳が後ろに付いている人には長めのテンプル、
耳が前に付いている灯とには短めのテンプルに、
さらに
耳が上に付いている人には
上曲りにテンプル根元を曲げ、
耳が下に付いている人には
下曲りにテンプル根元を曲げる…
といった、フレキシブルなフィッティング調整が
特にやりやすい設計で作ってあります。
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ツヤありにすることで、 現代的な風味を引き出させています
(画像は 44□24 カラー7 ツヤありアンティークシルバー)
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スポーティー・シックなこのモルトレジオには 抜群の相性を持つカラー
(画像は 44□24 カラー7 ツヤありアンティークシルバー)
↑
後ろから見れば、このモルトレジオ、
やや「テンプル(腕)の長さが長く作ってある」
(画像は 44□24 カラー7 ツヤありアンティークシルバー) |
44□24 の3つめのカラーは、
カラー9 ツヤありアンティークブラウン です。
アンティークブラウン系でも、
ツヤありで、やや濃い目のトーンの
ムードある茶色系カラー。
柔らかなヘアラインの見える、
落ち着いたカラーです。
鼻パッドのクリングスパーツを、
設計時に、
長いものに選択可能となりましたので、
上下幅の広めのウスカルフレームでも、
無理なく製品化することが
できるようになっています。
まさに、クリングスパーツありきの
サイズバランスの実現といってよいでしょう。
後ろから見ても、
全体的に細身のパーツで構成した
しなやかなコバルト合金の特性を活かした
シルエット・ライン。
長めのテンプルサイズとも合わせて、
スマートさの印象化に
一役かっています。
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ツヤありで、やや濃い目のトーンの ムードある茶色系カラー
(画像は 44□24 カラー9 ツヤありアンティークブラウン)
↑
柔らかなヘアラインの見える、 落ち着いたカラー
(画像は 44□24 カラー9 ツヤありアンティークブラウン)
↑
まさに、クリングスパーツありきの サイズバランスの実現
(画像は 44□24 カラー9 ツヤありアンティークブラウン) |
大きいほうのサイズは
44□28 の、大きいほうのサイズですが、
カラーラインナップは
小さいほうと同じで
カラー1 は ブラックマット です。
違うところは、
ブリッジ(中央の棒状のパーツ)が長いことで、
レンズは同じサイジングを使用しつつ、
ブリッジパーツのみ伸ばしてあります。
目と目の間の幅の広い人に好適な、
このモルトレジオ・ラージのサイズ。
特に遠近両用のプラスチックレンズで
度数の強めのものを入れるときに、
アドバンテージを発揮します。
色は黒を選択すれば、
くっきりとした存在感が
顔の中央に入ることになり、
メリハリのあるフェイスラインを
作ることができます。
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レンズは同じサイジングを使用しつつ、 ブリッジパーツのみ伸ばしてあります
(画像は 44□28 カラー1 ブラックマット)
↑
目と目の間の幅の広い人に好適な、 このモルトレジオ・ラージのサイズ
(画像は 44□28 カラー1 ブラックマット)
↑
くっきりとした存在感が 顔の中央に入る
(画像は 44□28 カラー1 ブラックマット) |
44□28 の、
カラー7 は ツヤありアンティークシルバー です。
ツヤありのシルバーは、
ツヤなしのシルバーに比べて、
アンティークカラーであれば
現代的な雰囲気を、よく強く感じることができます。
大きめの顔にもうまくかけこなせる、
腕のフレキシブルな弾力性と、
外側に曲げを入れやすい
フィッティング性能の高さが特長です。
上下幅の広めの
ナイロール構造が
ひときわ大人っぽさを引き立たせます。
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↑ 現代的な雰囲気を、よく強く感じることができます
(画像は 44□28 カラー7 ツヤありアンティークシルバー)
↑ 大きめの顔にもうまくかけこなせる
(画像は 44□28 カラー7 ツヤありアンティークシルバー)
↑
上下幅の広めの ナイロール構造
(画像は 44□28 カラー7 ツヤありアンティークシルバー) |
44□28 の、
カラー9 は ツヤありアンティークブラウン です。
ツヤありのブラウンは、
やはり現代的イメージを強く持ちます。
細身のフレームに乗せることでこの色は、
シャープな趣(おもむき)を感じさせます。
レンズ上下幅は、
見本のベースよりも細く作ることもでき、
現状よりさらに深く作る事もできます。
そういう場合は、鼻パッドは
上長型にしたり、下長型にしたりで
かかり上下位置の調節が可能です。
レンズ型は
以前にリリースしたオリジナルフレームの
「コラッジオ」が、
上下幅狭めのレンズ型として
互換で自由に使うことができるようにしています。
つまり上半分の枠(わく)…
リムと呼ばれる部分の形状が、
コラッジオとモルトレジオではまったく同じです。
さらに、以前のオリジナル、
コラフープ44 のレンズ型とも、
ルムの形状がまったく共通となっています。
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細身のフレームに乗せることでこの色は、 シャープな趣(おもむき)を感じさせます
(画像は 44□28 カラー9 ツヤありアンティークブラウン)
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レンズ上下幅は、
見本のベースよりも細く作ることもでき、 現状よりさらに深く作る事もできます
(画像は 44□28 カラー9 ツヤありアンティークブラウン)
↑ 鼻パッドは
上長型にしたり、下長型にしたりで かかり上下位置の調節が可能です
(画像は 44□28 カラー9 ツヤありアンティークブラウン) |
モルトレジオ
各サイズの各カラー紹介 |
モルトレジオ 44□24サイズ (小さいほうのサイズ) |
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↑ カラー1
ブラックマット |
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↑ カラー7
ツヤありアンティークシルバー |
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↑ カラー9
ツヤありアンティークブラウン |
44□28サイズも製作しています
モルトレジオ 44□28サイズ (大きいほうのサイズ) |
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↑ カラー1
ブラックマット |
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↑ カラー7
ツヤありアンティークシルバー |
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↑ カラー9
ツヤありアンティークブラウン |
写真撮影者 : 今回の画像の提供は、マリコ眼鏡店さんです |
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