「レガシーニ」は、
ウスカルメガネの伝統を活かし
さらに発展させたフレーム
強度近視のレンズが、 同じレンズでもうすくかるくできる! そういうフレームを使ったメガネを ウスカルメガネと呼びます。
今回は強度近視の ウスカルメガネの中でも、
天地幅が広いボストン型フレームの中での
デザインの工夫の総決算
ともいえるモデルのひとつ…
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視野が上下に広い
強度近視用メガネフレーム |
こんな雰囲気の メガネフレームが 登場してきました。
モデル名は
「レガシーニ」といいます。
メーカー参考小売価格
30800円(税込)
28000円(税抜) |
このレガシーニは、
ボストン型のウスカルの
オールチタン製の
メガネフレームとして、
これまでに製造してきた
当方オリジナルメガネの
多くの長所を取り入れてあります。
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↑ モデル名は 「レガシーニ」といいます
(画像は 41□24 の カラー2 アンティークシルバーです)
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当方オリジナルメガネの
多くの長所を取り入れてあります
(画像は 41□24 の カラー2 アンティークシルバーです) |
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まず、ひとつめは、
メガネ本体のカラーと
フロント前面のカラーが違う
という点です。
七宝塗り(しっぽうぬり)を使用し、
二重の色使い。
しかもリム前面の色は
今回初めて、
パントーン(PANTONE)の色見本を使用し、
細やかなカラーチョイス
をしています。
以前にリリースした
オリジナルウスカルフレームの
「ベンデミル」や「ベンズコード」の
延長上にあたるモデルですが、
今回はツートンカラーの可能性を
追求するコンセプトとなっています。
他のウスカルメガネフレームと比べると
わずかですが、
腕の横への張り出しが少なく作ってある
という要素もあります。
これは、フィッティング次第で 腕を横に広げることも可能ですが、
スリムな外観を作ることに
一役かっています。
「ウスカル会」のオリジナルフレームとして、 誕生しました。
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今回初めて、
パントーン(PANTONE)の色見本を使用し、
細やかなカラーチョイス
(画像は 41□24 の カラー2 アンティークシルバーです)
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ツートンカラーの
可能性を追求するコンセプト
(画像は 41□24 の カラー2 アンティークシルバーです)
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本体の色と、
フロント前面の色を変えるという方式は、
単純な色を選ぶよりも、
微妙なトーンの色を選んだほうが
よく映(は)える。
という特長があるようです。
本体にはアンティークカラーを
中心に選び、
フロント前面には
「わずかにブラウンがかったダークグレー」や
「わずかにブラウンがかったグレー」など、
茶色がかった色を中心にチョイス。
アンティークカラーと組み合わせるのに適した
風合いのある色目を使っています。
上から見れば、
本体とフロント前面の2色使い
であることが、よくわかります。
フロント前面のみに色が塗られていることで、
精緻(せいち)な工芸品という印象に
昇華(しょうか)しています。
本体のカラーリングは、
アンティークカラーですが、
そのカラーを活かすための工夫が
随所に散りばめられています。
「マンレー山(まんれぇやま)」と呼ばれる、
クラシックなブリッジタイプを使い、
鼻パッドには、
ブリッジと一体型ではない
「逆U字」と呼ばれる
クリングス・パーツを使用。
強度用のレンズを入れても、
レンズとクリングスパーツが
接触しにくいように工夫されています。
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単純な色を選ぶよりも、
微妙なトーンの色を選んだほうがよく映(は)える
(画像は 41□24 の カラー8 アンティークブラウン です)
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精緻(せいち)な工芸品という印象に 昇華(しょうか)しています
(画像は 41□24 の カラー8 アンティークブラウン です)
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「逆U字」と呼ばれる クリングス・パーツを使用
(画像は 41□24 の カラー8 アンティークブラウン です) |
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サイズについては、
レンズ型は1種類で、
ブリッジサイズをふたつ用意した、
ダブルサイズ展開となっています。
横の視界もまずまず確保できるようにと、
玉型サイズは41mm
(ウスカル会のオリジナルフレームの中では
標準かやや小さめにあたります)
にして、
天地を深めの玉型にすることで、
上下の視界を確保しました。
強度近視のかたの場合でも、
レンズの厚みの点で
ご不満が出にくいと思われる大きさ
のレンズサイズですが、
上下に広い視界を要求される遠近両用
などの累進レンズには
もってこいの広さを備えています。
サイズの2サイズは、
41□24(大きいほう)と、
41□22(小さいほう)の2つです。
大きいほうは2色を作り、
小さいほうは3色を作っています。
41□24
カラー2 アンティークシルバー
(フロント前面 は ウォームダークグレーマット)
カラー8 アンティークブラウン
(フロント前面 は ウォームグレーマット)
41□22
カラー1 アンティークブラウン
(フロント前面は ナッツブラウンマット)
カラー7 アンティークシルバー
(フロント前面は つやありダークブラウン)
カラー9 アンティークゴールド
(フロント前面は ウォームグレーマット)
カラーデータ レガシーニ
●41□24サイズ
・アンティークシルバー
(ウォームダークグレーマット) |
カラー2 |
・アンティークブラウン
(ウォームグレーマット) |
カラー8 |
●41□22サイズ
・アンティークブラウン
(ナッツブラウンマット) |
カラー1 |
・アンティークシルバー
(つやありダークブラウン) |
カラー7 |
・アンティークゴールド
(ウォームグレーマット) |
カラー9 |
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(画像は 41□24 の カラー2 アンティークシルバーです)
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(画像は 41□24 の カラー8 アンティークブラウン です)
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(画像は 41□22 の カラー1 アンティークブラウン です)
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(画像は 41□22 の カラー7 アンティークシルバーです)
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(画像は 41□22 の カラー9 アンティークゴールドです) |
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「レガシーニ」の
2つのフレームサイズ、
41□24 と 41□22
は、
それぞれ天地幅が約35mmとなっています。
累進レンズにも適した
余裕のある天地幅です。
フレーム総横幅は、
41□24 → 日本人の標準的なPDに対応
41□22 → 日本人のやや小さめのPDに対応
* PD:瞳孔間距離
となっています。 目の中心と目の中心の間の幅(PD)が
41□24は61〜65ミリの人向け、
41□22は59〜63ミリの人向けです。
レガシーニのサイズについて |
41□24 |
→ |
目の中心と
目の中心の幅
(PDという)が…… |
61〜65ミリの人用!
(大きいほう) |
41□22 |
→ |
59〜63ミリの人用!
(小さいほう) |
大きいサイズ 41□24 と
小さいサイズ 41□22 は共に、
ブリッジ(中央の棒)とテンプル(横の腕)を
ほんの少し上方に設置し、
「風合いの強さ」「懐古調」
を感じさせる雰囲気となっています。
フレームサイズ
41□24
(フレームPD65)
と
41□22
(フレームPD63)
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色によって、
フロント前面の色を細かく変えており、
本体の色とフロント前面の色が同じ
という組み合わせは、ひとつとしてありません。
41□24 の カラー2 アンティークシルバー
と
41□22 の カラー7 アンティークシルバー
41□24 の カラー8 アンティークブラウン
と
41□22 の カラー1 アンティークブラウン
は、
それぞれ本体の色は同じ同士ですが、
フロント前面の色は違う同士です。 |
またフロント前面が同じ色同士というものもありますが、
本体の色が違うと、
フロントもまた違った色合いに見えてくるところが
不思議なところです。
41□24 の カラー8 アンティークブラウン
(フロント前面 ウォームグレーマット)
と
41□22 の カラー9 アンティークゴールド
(フロント前面 ウォームグレーマット)
は、
それぞれフロント前面の色は同じ同士ですが、
なんとなく違った雰囲気を持っています。
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レンズシェイプは
やや天地幅を長くしたボストンタイプ。
懐古調デザインのレガシー(業績)が、
現代に生きる遺産となっています。
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累進レンズにも適した 余裕のある天地幅です
(画像は 41□24 の カラー2 アンティークシルバーです)
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ブリッジ(中央の棒)とテンプル(横の腕)を ほんの少し上方に設置
(画像は 41□24 の カラー8 アンティークブラウン です)
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「風合いの強さ」「懐古調」 を感じさせる雰囲気
(画像は 41□22 の カラー1 アンティークブラウン です)
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今回初めて、
パントーン(PANTONE)の色見本を使用し、
細やかなカラーチョイス
(画像は 41□22 の カラー7 アンティークシルバーです)
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今回初めて、
パントーン(PANTONE)の色見本を使用し、
細やかなカラーチョイス
(画像は 41□22 の カラー9 アンティークゴールドです) |
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大きいほうのサイズ、
2色のカラーとは
大きいほうの41□24の、
色合いは2つの色を用意。
グレーよりも暖かみを帯びた
フロント前面七宝塗りのニューベーシックカラー、
ウォームグレー系統は
落ち着いた暖かみのあるカラーです。
カラー2 の アンティークシルバー には、
フロント前面七宝は ウォームダークグレーマット。
カラー8 の アンティークブラウン には、
フロント前面七宝は ウォームグレーマット。
カラー2の「ダーク」の七宝のほうは、
単なるダークグレーと比べると、
ほんのわずかに茶色みを帯びたグレーを選ぶことで、
無機質な無彩色ではなく、
鍛冶屋の鍛冶場のような
暖かみを感じさせる色合い
となっています。
本体のアンティークシルバーは、
つやを少し強めた色を指定しており、
ツヤの本体とマットのフロントという
コントラストが楽しめます。
カラー8も同じです。
七宝の暖かみを帯びたミディアムグレーとは、
ほんのわずかに茶色みを帯びたグレーです。
アンティークブラウンは、
赤茶色みの強めな主張のある色ですが、
あえてフロント前面にグレー系を持ってくることで
大きいほうのサイズである
41□24にふさわしい、
落ち着きを持たせた
赤茶色みを抑えられたトーンとなっています。
本体の色そのもののコンセプトを、
色の主張を抑えめにすることで
大人びた雰囲気の追求
としています。
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カラー2の「ダーク」の七宝のほうは、
単なるダークグレーと比べると、 ほんのわずかに茶色みを帯びたグレー
(画像は 41□24 の カラー2 アンティークシルバーです)
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無機質な無彩色ではなく、
鍛冶屋の鍛冶場のような
暖かみを感じさせる色合い
(画像は 41□24 の カラー2 アンティークシルバーです)
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七宝の暖かみを帯びたミディアムグレーとは、 ほんのわずかに茶色みを帯びたグレーです
(画像は 41□24 の カラー8 アンティークブラウン です)
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落ち着きを持たせた 赤茶色みを抑えられたトーン
(画像は 41□24 の カラー8 アンティークブラウン です) |
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小さいほうのサイズ、 3色のカラーとは
小さいほうのサイズ、
41□22は、カラーは3種類をご用意。
大きいほうのと雰囲気は似ていますが、
大きいほうと小さいほうでは
微妙にデザインコンセプトを変えた
色選びを心がけています。
小さいほうは、本体の色を
より活かすための七宝選びをしており、
「わかりやすさ」がテーマとなっています。
カラー1 の アンティークブラウンは、
フロント前面七宝は ナッツブラウンマット。
カラー7 の アンティークシルバーは、
フロント前面七宝は つやありダークブラウン。
カラー9 の アンティークゴールドは、
フロント前面七宝は ウォームグレーマット。
カラー1 の 七宝のナッツブラウンマットは、
赤茶色に近い色を再現して塗り重ねた感じの、
本体の色を邪魔しないカラーです。
今回のレガシーニの色の中でも、
色の一体感という点では
もっとも高い統一感を持っています。
チョコレートのような甘さを感じさせる
赤みがかった茶色の系統です。
カラー7 の 七宝のつやありダークブラウンは、
レガシーニの中で唯一の
つやありのフロント前面塗りです。
本体のアンティークシルバーは、
つやを少し強めた色を指定しており、
ツヤの本体にツヤのダークブラウンという
ツヤによる一体感が見て取れます。
カラー9 の 七宝のウォームグレーは、
本体のアンティークゴールド
との組み合わせで、
ニュークラシックともいえる
これまでになかった新しい風合いが
誕生しています。
暖かみの含まれたミディアムグレーが、
わずかに茶色がかって見える度合いを
増しています。
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赤茶色に近い色を再現して塗り重ねた感じの、 本体の色を邪魔しないカラー
(画像は 41□22 の カラー1 アンティークブラウン です)
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色の一体感という点では もっとも高い統一感を持っています
(画像は 41□22 の カラー1 アンティークブラウン です)
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チョコレートのような甘さを感じさせる 赤みがかった茶色の系統です
(画像は 41□22 の カラー1 アンティークブラウン です)
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レガシーニの中で唯一の つやありのフロント前面塗り
(画像は 41□22 の カラー7 アンティークシルバーです)
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ツヤの本体にツヤのダークブラウンという ツヤによる一体感が見て取れます
(画像は 41□22 の カラー7 アンティークシルバーです)
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ニュークラシックともいえる これまでになかった新しい風合い
(画像は 41□22 の カラー9 アンティークゴールドです)
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暖かみの含まれたミディアムグレーが、
わずかに茶色がかって見える度合いを 増しています
(画像は 41□22 の カラー9 アンティークゴールドです)
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大きいほうのサイズのカラー
(「41□24」サイズ) |
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↑ カラー2 アンティークシルバー
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↑ カラー8 アンティークブラウン |
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小さいほうのサイズのカラー
(「41□22」サイズ) |
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↑ カラー1 アンティークブラウン |
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↑ カラー7 アンティークシルバー |
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↑ カラー9 アンティークゴールド |
今回の写真の協力は マリコメガネ さんです |
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