川越市・信栄堂眼鏡店様、栗原快治様・栗原宏治様
2010.3.1 メガネ通販110番 岡本隆博
貴店のネットサイト(http://meganeshop.com/ 2010.3.1現在)
を拝見して疑問に感じたことをおたずねいたします。
《 》内の文は、貴店サイトから原文のまま引用したものです。
質問1 :貴店は《メガネ作り85年の経験を生かして、
お客様にぴったりの理想のメガネ創りを心がけています。
最新の設備、専門店としての誇りに基づく技術でお客様に喜ばれております。
信頼感を最も大切にし、品質第一でレンズ、フレームを吟味し、
自信を持って掛け心地の良いメガネをお作りいたしております。》
とのことですが、
貴店のネットサイトを見る限りにおいては、
メガネ店の王道である店売りよりも
邪道とも言うべき通販に入れておられるように見えますが、
もしそうでないならば、
なぜもっと店売りのことについてネットサイトにおいて
具体的な広報をされないのでしょうか。
質問2:貴店は認定眼鏡士もいる老舗なのに、
なぜ、認定眼鏡士の認可団体である日本眼鏡技術者協会が禁止している、
無責任商法であるメガネの通販をしているのですか?
質問3:貴店の場合、貴店のネットサイトには、
認定眼鏡士がいる店であるとの記述が見あたりません。
その理由は、検索でひっかかって、
認定眼鏡士がいる店が通販をしているということが発覚するのを防ぐためでしょうか。
それとも、別の理由からでしょうか。
質問4:度付き水中メガネについて貴店ネットサイトに、下記の記述があります。
《通常眼鏡は空気中で使用します。
これに対しスイミングゴーグルやダイビングマスクは水中で使用します。
メガネの度数は空気中で使用するのに快適な度数に調整しておりますが、
その度数はそのまま水中での快適な使用にあてはめる事はできません。
眼鏡の場合、眼があり、空気があり、レンズ、そして空気があります。
スイミングゴーグル等の場合は、眼、空気、レンズ、水の順になります。
ここで問題となるのは空気(nd=1)と水(nd=1.33)の屈折率の違いです。
例えばコップにさしたストローを横から見た場合、
水面でストローが折れ曲がって見えたり、
水中メガネで水中を見た場合、物が大きく見えたりするのはこの為です。
ですから、眼鏡の度数と同じ度数のレンズを水中で使用しても同じ効果は得られません。
例えばスイミングゴーグル等で眼鏡と同じレンズの効果を得ようとした場合には
近視では眼鏡より少し弱い度数ですみます。》
これはあくまでも、レンズの前面がフラットではない場合に言えることであり、
前面がフラットならば、レンズよりも前が空気であっても水であっても関係ないので、
水中で使うものでも、普通のメガネと同じ度数でよいのです。
ですから、ほとんどの度付き水中眼鏡の前面にはカーブをつけていないのです。
水中で使う度付きメガネで実際に問題となるのは中等度以上の水中ダイビングマスクなどで
角膜頂点間距離の違いにより矯正効果が落ちることです。
しかし、その頂間距離がどの程度長くなるから、度数をどの程度補正すればよいかと
いうのは、通販では分かりませんし、対策も無理です。
貴殿は、今後とも度付き水中メガネについての、
この空気と水の屈折率の違いウンヌンの記述を変更なさいませんか。
質問5:貴店のサイトの《「特定商取引に関する法律」に基づく表示》には、
メガネの返品を認める条件として
《未使用、未開封のものに限り到着より14日間以内であれば返品していただいてかまいません。》
としてありますが、
メガネを掛けてみて見え方や掛け心地が悪くて使用に耐えないという場合でも、
返品はできないのですか。
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