当店アイトピアが参加する、“全国・メガネボランタリー企画”をご存じでしょうか。
当店アイトピア一店舗だけでなく、 メガネ技術のマジメな研究会を通じてつながった多くのマジメな眼鏡屋さんたちが参加する、 マジメなメガネ企画です!
すでに、『強度近視メガネフレームのウスカル会』と、『パソコンメガネ研究会』の2つは発足していますが、 ただいま密かに進行中の企画としまして、『大きいメガネ研究会』というのがあります。
参考 →強度近視メガネフレームの販売店はここ!(ウスカル会公式サイト) →パソコンメガネ研究会
これまで、メガネ市場になかった “ちょっと大きいメガネ”、“かなり大きいメガネ”、“ものすごく大きいメガネ”などの、 さまざまな大きめサイズのメガネを独自の企画により製作し、お店にドンドン並べていくというプロジェクト。
普通のメガネをかけると、すこし小さい気がする。 頬やこめかみが圧迫される気がする。 という人々のための、次世代メガネフレームたちが勢揃いしようとしているのです。
そしてついに、その‘大きいメガネ研究会’が水面下で進めた企画の第一号の、
オリジナルフレームが誕生しました。 それがこの、『Magazzino
ngk、BOX』(マガズィーノ
エヌジーケー・ボックス)なのです。
7〜8本は届きましたが、足が早いといいますか、早い者勝ちといいますか、
なくなったらほぼそれっきりの限定商品となっております。
(とはいえ、他のカタチでしたら、大きめセルフレームはたくさん、
当店アイトピアでオリジナル品として置いてあるのですが…)
↑ こんなフレームです。
モデル名は『ボックス』といいまして、 レンズ部のカタチが箱(ボックス)のようなイメージなことから、このコードネームに決まりました。 このメガネをかけますと、お顔がスッポリと、ボックス(箱)で囲われたような印象になって、 とても構築的&アミューズメントな印象の人になれます。 (なんともあいまいな表現…)
これまでの普通のメガネよりも、“ちょっと大きめのサイズ”にデザインしています。 これよりも大きな、“かなり大きいメガネ”や“ものすごく大きいメガネ”はまた、 いずれ登場することになりますが、これでもかなりの大きさなのです。 とはいっても、写真では大きさは分かりにくいですけどね… というわけで、“ちょっと顔が大きめ”の私が、これを一つ私物にしてかけてみました。
↑ かけると、こんな感じです。(写真の眼鏡は、すでに私の私物です)
今回のこのメガネ、ファッション的に言えば、
どのようなスタイルに合わせやすいようにデザインしたのかといいますと……
スリムで欧風ドレッシーな、タイトコンシャスなスーツスタイルよりは、
Jプレスやポロ・ラルフローレンやブルックスブラザーズといった、 往年のアメリカントラッドなサイズ取りのシルエットとなっています。
ということは、カジュアルなスタイルに合わせやすい!というファッションアイテムだといえます。 クラッシックなアメリカンのドレスシャツ(ワイシャツ)のシルエットは、ボックスシルエットといいまして、 腕周りから腰回りまでがストンと落ちるような、直線的なシルエットにして余裕を持たせていることが特徴です。 これと同じように、このメガネもいわばボックスシルエットでして、 顔まわりにゆとりを持たせた雰囲気にまとまるようにシェイプの設計をしました。
ファッション的に言いますと、
アメリカントラッドの洋服といえば、アメカジ、
いわゆるアメリカンカジュアルの洋服との組み合わせが非常にやりやすいです。 ピタピタとしたのでないカントリー調の、余裕を持たせた活動的な、休日の平日着にこそこのメガネの、 ゆるやかなシェイプはうまく噛み合わさるのだと感じます。 ストリート風のスエットやチノパンとの合わせもなかなかのもので、
標準的な顔のサイズの若い人がこれをかけても、
イマドキのかっこいいファッションとしてうまく昇華できるでしょう。
さらに裏技として、完全にブリティッシュを意識した、伝統的なタイトスーツのスタイルとも、
この眼鏡はリンクしているのです。 タートルネックニットに、タイトでかっちりとした007(ゼロゼロセブン)のような英国風スーツに、 シンプルなブーツや黒の短靴を合わせてこのメガネを仕上げにかけるといったスタイリングも、 ヘアスタイルをリンゴスターのようなモッズ風のマッシュルームカットにしてしまうのと同じくらいに効果的な、 イギリス風カジュアルトラッドのテクニックといえそうです。
↑ ちなみに、色違いではこんなのもあります。
一見、上のものと似ていますが、フレームのフロントの青みがわずかに強く、
腕の黒い色が少し変わった色なことが特徴です。
斜めにラインの入った、大理石模様。なんとはなしに、ミステリアスな風貌となります。
↑ あとは、このような色も。
ベージュカラーの、バッファローホーンを模した色合いとなっています。 イタリアのセル生地倉庫から、福井の蔵に直送された高級生地、乾燥アセテートを使用していますので、 風合いは本物の水牛の角と比べてもまったく遜色がありません。
そんなフレームを、当店アイトピアのフィッティング技術によって抜群の掛け心地にしますので、 これまでお顔に合うメガネが、もうちょっとのところで見つからなかったかたにはこのメガネ、 『ボックス』のコードネームを持つこのフレームはとてもオススメです。
ちなみにまたいずれ、
スリムなファッションにより適合する大きめセルフレーム『スリム』をリリースする予定でいます。 (それにしても、そのまんまなネーミング…) 終 |