ボストン型のクラシック・セルフレーム、
ボストリアとは
オリジナルセルフレーム、
ボストリアが入荷してきました。
玉型は標準的なボストン型の
セルフレームといえる 50□21 です。
フロント総横幅は140ミリです。
色は5色つくりましたが、
ベーシックカラーの黒を中心として、
アンティーク系統のメガネに
欲しいところをひととおり揃えてあります。
メーカー参考小売価格
\28600(税込)
\26000(税抜) |
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ボストン型のセルフレーム「ボストリア」の特色とは
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です)
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正統派のボストンタイプ
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です)
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レンズ型は、
レンズ上下幅が広めの、
ドイツ風のテイストの効いたボストンフレーム。
アンティーク・クラシックのオーソドックスなモデルですが、
独自のふたつのアレンジを持っています。
1. 鼻側の斜めカット
2. 腕まわりの平行線デザイン
まず鼻部分を下から見てみれば…
斜めにカットが入れてあることがわかります。
この斜めに入れたカットにより、
メガネフレームを斜めから見たときのスタイルが、
とてもスマートに見えます。
正面から見たシェイプも、
ボリュームダウン効果が働き、
スタイリッシュに変化。
鼻側をスマート化した分だけ、
両サイドのボリュームを
落すことにも成功したのです。
その両サイドは、
「智」と呼ばれるサイド部分を、
真横に水平に伸ばしたような
独特な形状となっています。
平行線を大切にしたライン取り
ということで、
スッキリとした軽快感あるデザインです。
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独自の「ふたつのアレンジ」を持ちます
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です)
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鼻側を下から見れば、斜めにカットを入れてあります
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です)
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横に続くラインを見てみれば、
平行線を大切にしたライン取りが見てとれます
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です) |
特にポイントとなるのがこの、
「横に続く水平ライン」です。
従来によくあった、
角張ったライン取りの
アメリカンな腕ラインではなく、
ドイツ風のシャープな腕ライン
に読み替えることに成功しています。
レンズの玉型は、
ドイツ風を意識した、天地幅深めのボストン。
遠近両用など累進レンズにも好適です。
瞳孔距離(目の中心と目の中心の間の幅)が
67〜71ミリ の人に合います。
(かなり多くの日本人に適合)
最近、ボストン眼鏡がメガネ業界のブームのようで、
多くのオシャレ系メーカーから
ボストン型のセルフレームがリリースされていますが、
それらと比べて、
「やや大きめの安定したレンズ型」
で、
「なおかつスタイリッシュさは落さずにデザイン」
していて、
「さらに鼻部分が、日本人の鼻を意識した形状」
であるところが特色となっています。
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従来によくあった、角張ったライン取りの
アメリカンな腕ラインではなく…
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です)
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ドイツ風のシャープな腕ライン
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です)
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「大きく」「スタイリッシュ」「鼻部分が日本人向き」が特色
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です) |
正面から見て、
「斜めカットシステム」のせいもありますが、
鼻パッドの設置位置は狭めとなっており、
他メーカーのものと比べて、
スタイリッシュな割には、
鼻部分は、日本人の鼻の骨格に会わせやすい形状
と言えるでしょう。
ボストン型のレンズシェイプも、
男らしさ溢れる無骨な曲線
の男っぽいボストン型ではなく、
曲線をバランスよく配置した、
バランス型・調和型の
無機質なボストン型のレンズシェイプへと
変化を加えています。
わかる人にだけわかる、
精妙(せいみょう)なこだわりです。
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鼻部分は、日本人の鼻の骨格に会わせやすい形状
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です)
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バランス型・調和型の
無機質なボストン型のレンズシェイプ
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です) |
色は5色を作製。
当方のオリジナル・ボストンメガネフレームとして、
基軸となる正統派を目指し、
アンティークテイストのカラーを中心に、
5色を選択。
伝統的クラシック・セルフレームに使われる、
「キーホールカット」という形状の鼻側カット。
平行線を活かした流麗なテンプルラインに、
ドイツ・クラッシックを思わせる
をせた、
独自のデザイン・センスの世界を切り開いています。
カラーデータ ボストリア
●50□21サイズ
・黒 |
カラー M59-551 |
・デミブラウン |
カラー VG319 |
・ドイツデミ |
カラー VGS508 |
・茶系グラデ |
カラー 620958 |
・ライトブラウン |
カラー H20-012 |
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ベーシックな黒は、
それそのものがクラシックを体現。
カラーM59-551 黒 を筆頭に…
定番とも言える茶色マダラ、
カラーVG319 デミブラウン が続き…
変化球といえる濃い茶色、
カラーVGS508 ドイツデミ も製作し…
水牛の角のような、茶系グラデーション
カラー620958 茶系グラデ が目立つ色彩。
これまた水牛の角のような、ライトブラウン
カラーH20-012 ライトブラウン は、明るい系の色の代表格。
以上の5色となっています。
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最もベーシックな黒
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です)
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同じくベーシックなデミブラウン
(画像のボストリアは、カラーVG319 デミブラウン です)
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こだわりのドイツデミ
(画像のボストリアは、カラーVGS508 ドイツデミ です)
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水牛の角のような、茶系グラデ
(画像のボストリアは、カラー620958 茶系グラデ です)
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これまた水牛の角のような、ライトブラウン
(画像のボストリアは、カラーH20-012 ライトブラウン です) |
カラーM59-551 黒 は、
顔の中でもっとも濃く強い存在感を示し、
レンズ型は細めに控えめに、
鼻とサイドラインはしっかりと主張する、
このボストリアの絶妙なボリュームライン
をよく活かしています。
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もっとも濃く強い存在感
(画像のボストリアは、カラーM59-551 黒 です) |
茶色マダラ、
カラーVG319 デミブラウン は、
ベーシックと言われる色ではありますが、
ボストン型メガネに使うと
枠部分(わくぶぶん)が濃淡が強くでる
という特色があります。
この、
濃淡が強くでる
というところを、
うまく活かしたい場合には、
この茶色デミが
もっともハイセンスな色となることでしょう。
細い部分は、ところどころ薄い色に、
太い部分は、全体的に濃い色になります。
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濃淡が強くでる
(画像のボストリアは、カラーVG319 デミブラウン です)
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同じくベーシックなデミブラウン
(画像のボストリアは、カラーVG319 デミブラウン です) |
とにかく濃い茶色、
カラーVGS508 ドイツデミ は、
このドイツ風のボストンセルフレームの
ボストリアの雰囲気を、
よりいっそう「ドイツ的」に
見せてくれます。
伸びやかな形状をした
テンプル(腕)のラインも、
このドイツ風の「ドイツデミ」の色調が、
水牛のツノにも似た、
無骨な感じを出してくれています。
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よりいっそう「ドイツ的」に
(画像のボストリアは、カラーVGS508 ドイツデミ です)
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水牛のツノにも似た、無骨な感じ
(画像のボストリアは、カラーVGS508 ドイツデミ です) |
茶系グラデーションの
カラー620958 茶系グラデ は、
上半分が茶色系統のデミで、
下にいくに連れて、
飴色(あめいろ)のような
独特な色調に変わっていくという、
いわゆるグラデーションカラー
となります。
特別に、「こだわり」を
前面に押し出した雰囲気を持っており、
他では真似のできない、
味のあるスタイルを
手に入れることができます。
今回の
「平行線を大切にした形状スタイル」は、
茶色グラデーションのこの色調にも、
強い相性を示しています。
角張ったデザインの入った
テンプル(腕)デザインよりも、
この水平線の伸びやかなラインでこそ、
水平に色調の変わるグラデーションカラーの、
綺麗な色の移り変わりとマッチしていると
いえるのではないでしょうか。
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茶系グラデーション
(画像のボストリアは、カラー620958 茶系グラデ です)
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下にいくに連れて、飴色(あめいろ)のような
独特な色調に変わっていく
(画像のボストリアは、カラー620958 茶系グラデ です)
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水平に色調の変わるグラデーションカラー
(画像のボストリアは、カラー620958 茶系グラデ です) |
水牛の角のような、ライトブラウン
カラーH20-012 ライトブラウン は、
これまでに製作してきた
当方オリジナル・セルフレームの経験から、
もっともこのボストリアのフォルムを活かす
明るい茶色を選んだ結果として
現れた組み合わせのハーモニー。
人間の顔の明るい肌色を、
うまく健康的に、スマートに見せてくれる。
きわめてナチュラル・シックな
カラーだと言えます。
鼻部分の斜めカットですが、
こういった明るめのカラーでこそ、
最大限にその特色が
浮き彫りとなります。
鼻部分の斜めカットの恩恵を特に受ける、
陰影・濃淡のバランスが
バッチリと噛み合った、
ボリューム感を手に入れています。
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これまた水牛の角のような、ライトブラウン
(画像のボストリアは、カラーH20-012 ライトブラウン です)
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これまた水牛の角のような、ライトブラウン
(画像のボストリアは、カラーH20-012 ライトブラウン です)
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鼻部分の斜めカットの恩恵を特に受ける
(画像のボストリアは、カラーH20-012 ライトブラウン です) |
ボストリア
各カラー紹介 |
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カラー M59-551 黒 |
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カラーVG319 デミブラウン
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カラーVGS508 ドイツデミ |
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カラー620958 茶系グラデ |
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カラーH20-012 ライトブラウン |
写真 : 岡本 真行 |
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