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速記(2)
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一行速記  TIMACE      一級速記士 岡本隆博




速記符号は文字を書く時間を節約するものですが、
通常はスペースの点で普通の文字よりは広い範囲を必要とし、
ノートや手帳などに書き込むには不都合を感じることもあります。

 それで、高速の逐語速記ではなく、
普通の字で書くよりもずっと速く書き留められる個人利用を目的とし、
ノートや手帳などの行からほとんどはみ出さずに書ける「一行速記」を作り、
私自身も便利に使っています。

この速記は、タイムとスペイスを節約できるので、
TIMACE(タイメイス)と名前を付けました。

この方式は基本文字による速記方式の分類によると「純複画」ということになり、
英文速記に似ています。
そして、外来語も書き留めやすくしてあります。




1.基礎符号

水平または斜め30度の線で子音を、丸やカギで母音を表します。
長さは3種類で、4〜5ミリ、8〜10ミリ、16ミリ以上、ということにしていますが、
要するに、短線・中線・長線の区別が付けばいいのです。

  30度の斜め方向の線は、上でも下でもどちらでもかまいません。
それを適宜書き分けることにより、ノートの行からのはみ出しがほとんどなくなるわけです。

「e」の逆小丸カギや、直線につく場合の「i」の小丸カギ、直線につく小円や大円は、
そのあとの線との続き具合によって、子音を表す線の上に付けても下に付けてもかまいません。





これで
「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそつねならむ ういのおくやまけふこえて あさきゆめみしえひもせす」
を書いてみます。

   

 * ウ列の音は、語尾のもの以外は適宜単線を使ってもよい。
   

 * Pはでもよい。
   



2.拗音(きゃきゅきょの類)の書き方


(1)語頭にくる拗音は頭部小丸カギで表します。
   

(2)語頭以外の拗音には切り線をつけます。(ただし、あとで述べる加点省略に続くときは(1)の書き方)
   




3.よく出る補助的な音の省略のしかた


(1)加点省略
 主線のどこかの相対的な位置に点をつけることにより、
その音を線で書かずにすみます。
そして、次に線が続くときには、その点を打つのではなく、その点の位置から書き始めるのです。
   
4mm線にこれを用いる場合、enとei、anとaiの区別をはっきりさせるために、
enやanは、線の中央よりも多少左よりの位置にもってきてもよいです。例を見てください。
   



(2)拗長音の省略

   you yuu は、尾部大カギ 尾部大カギ+小円 で表します。



   直線の場合には、下記のように表します。





(3)aa ak ii in iki un ui eki ok の省略





(4)t (ツ・ッ)の省略

1]  語頭では、下向き線を用いる。標準では水平に書く線は、左下向き。30度線はまっすぐ下に。
   ただし、16ミリ線にはこの省略は使わない。(ツとッは同じに書いてよい。自然に読み分けができる)
 * it の場合は、そのあとの線との続き具合によって、小丸カギを書いてもよいし省略してもよい。


2]  語頭以外では、左下か右上に向かう斜めの短い直線で表す。

   * 語頭以外でも、適宜下向き線を使っても良い。

  




4.助辞の省略

よく出る助辞を単純線で書けば、ぐんと能率があがります。






5.頭部省略






【文例】



この TIMACE についてのご意見や質問などがあれば、
   DQA02134@nifty.ne.jp (岡本隆博)
までおよせください。

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