丸眼鏡・酒税なる復刻
丸眼鏡は、丸眼鏡だというだけである意味、アンティークな存在だといえますが、
このフレームについてはとうてい、それだけで語り尽くせるものではありません。
古くから眼鏡造りを生業(なりわい)とする歴史あるメーカー、福井光器の製作によるこの眼鏡。
『カメマンネン』なる、味わい深い銘を持つこのブランドの丸眼鏡は、見た瞬間に他とはまったく違うなにかが感じ取れます。
データ
品名:Kame ManNen
品番:Kame ManNen-37P
サイズ:40□25
カラー:プラチナゴールド×ゴールドイエロー
備考:一山式ブリッジ・割り智・セル巻き・セル長手式眼鏡

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由緒正しい丸眼鏡です。
まるで竹を擬態したかのような、漆を塗り込めたかのようなこだわりのある発色を持つ、腕の‘つる’の部分。
テンプルと呼ばれるこの腕の部分には、福井の職人さん達がこの丸眼鏡にかけた、意気込みが根づいています。

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他では見られない、なんとも酒税な色合いです。
そしてリムと呼ばれる、レンズを囲む縁取り部分の造りこみこそに、この丸眼鏡の真骨頂が。
“セル巻き”と呼ばれる、縁取りに薄くのばしたセルを巻き付けて固定するという、
いまでは失われかけた技術を蘇らせることに成功したのです。

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正面から見たところ。
「この山吹色と、艶を帯びたプラチナゴールドの組み合わせをこのモデルに採用するのは、ずいぶんと勇気がいったんですよ」
当店に来られた、福井光器のメーカーのかたはそう言います。
イエローゴールドを思わせる趣向を持たせた、黄色みを帯びた薄茶の斑模様(まだらもよう)に色づく、リムのセル巻き部分。
この箇所がもっとも、この眼鏡造りをするうえで苦労を余儀なくされる部分だというのが、福井の職人さんたちが共通の意見です。

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鼻部分のパーツが、独特な形状です。
この丸眼鏡には特に、『一山』と呼ばれる伝統的なディティールが使われています。
鼻パッドを使用せずに、鼻に直接にかけて眼鏡を固定するという、昔ながらの眼鏡のクラシカルな機構ですが、
このためこのモデルに関しては、かける人を選ぶという問題があります。
はじめからあなたの鼻の根の隆起のサイズと、この丸眼鏡の鼻パーツの高さが合わなければ、
この眼鏡はその人には適合しません。

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重厚感すら漂う、気品に溢れています。
調整の効く鼻パッドを備えた丸眼鏡は他に、当店アイトピアにはたくさん在庫がありますが、
その鼻パッドの適合の条件をくぐ抜けてこの眼鏡に選ばれた人がこのモデルをかけこなしたときのたとえようもない相性の妙は…
アイトピアのフィッティング技術による腕(テンプル)部分の調整を経て、
古来の風情と最新の眼鏡メカニズムを兼ね備えた、丸眼鏡の中の丸眼鏡として完成されるに違いありません。
注・当店アイトピアは、眼鏡の通信販売はいたしておりません。
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