大阪発・強度近視メガネ情報


大阪梅田から、強度近視メガネフレーム、
ウスカルフレームの情報を発信します。

「つまり、同じレンズでも、厚さを薄く作れる方法があるというわけだ。
この方法でメガネを作れば、強度近視でも、かなり価格をおさえることができそうだね」

「『メガネのフィッティング作業』などの技術が重要なのは確かだとしても、
そんな技術を持ってるメガネ屋を探すにはどうしたらいいのかな?」

「アイトピアというメガネ店で強度近視用のメガネが作れるのは分かったけど、
大阪以外の地域で、そんなメガネが手に入るところはないのかな?」

 とまあ、いろいろな声が聞こえてきそうですが、
そんなかたのために、このページではさらにくわしい情報をご提供しています。

内容は次のとおりです。

*「眼鏡店の技術って、本当にそんなに違うの?どこのメガネ店だってハイテク化してるけどね」
→ハイテク検眼器の落とし穴についてご説明しましょう。

*「似合うメガネ選びって難しいけど、初めてでも失敗しない選び方はあるのかな」
→あなたにとって最適なサイズ、デザインを選ぶための
カンタンな3つのポイントをお教えします。


*「大阪以外の地域で、強度近視に向く小径フレームは手に入らないのかな」
→フレームだけではなく、
技術的なアドバイスのできる
メガネ店の選び方をお伝えします。


*「梅田の地下街は日本一迷いやすいっていうよ。アイトピアまでたどり着けるといいんだけど」
→大阪梅田での、アイトピアへのアクセスマップを表示しています。


大阪発・強度近視メガネフレーム情報

強度近視のメガネを手に入れる方法

手に入れる方法1・アイトピアに来て、「小径フレーム」を探す

 あまり知られていないことですが、眼鏡店のメガネを作る技術には大きな格差があるのです。

 ラーメン屋などと違って、メガネというものは、さほど頻繁に作るものではありませんので、
比べられることが少ないためではないでしょうか。

*「眼鏡店の技術って、本当にそう違うものなの?どこのメガネ店だってハイテク化してるけどね」
→ハイテク検眼器の落とし穴についてご説明しましょう。

メガネ業界の検眼の秘密とは

 5メートル離れて検眼をする大がかりな検眼が本当は最も理にかなったやりかたなのですが、
最近は光る箱型の測定器(ボックス型)を使って約1メートルだけ離して測定するのが一般的です。
(あと3メートルの測定というのもあります)

「ウチの店で5メートルも検眼スペースを取らなければならないのはきついなあ、
1mのボックス検眼ですませてしまおうか……」
こう思うのは、お店のせまい眼鏡屋さんはしかたがないとしても、
普通の眼鏡屋さんまでが売場の面積を増やすために、検眼スペースを狭くしたいということで、
5メートルの検眼機を置きにくいと考えるようになっていました。

しかも、検眼器を作るメーカーがそろって、ハイテクの1メートル検眼器を開発してきたために、
ハイテクの1メートル検眼機を置いていた方がかえって進んだメガネ店に見える!
ということで、優れた5メートル検眼はすたれてしまったというわけです。
「悪貨が良貨を駆逐する」という状況です。

ということはどういうことかと言いますと、
1m前後の距離にある箱の中の視標を覗くような検眼方法では、測られている眼に、
「調節作用」
という、正確な検眼にとって大敵である「度数の不安定化」が生じがちで、
そのために近視の度数を実際よりも強く測ってしまうおそれ、というか、
そういうミスが少なからずあるのです。
これは眼鏡学における常識と言えるものですから、
検眼のことを詳しく知っている人でこのことに異をとなえるかたは誰もおられないでしょう。

もちろん、視力表のメーカーの人間も知ってはいますが、需要があるから作って販売するということです。

それで、
メガネ屋さんでは、そのことを知らないで1m検眼をしている低いレベルの店もありますし、
知ってはいても、商売上の都合で、「調節の介入」には眼をつぶってこの視力表検眼器を使っている店もあります。

 その点、当店は検眼は、あくまでも自然の5m空間を確保するという基本を崩さずに、
ナチュラルで厳密な測定をして、わかる人だけにでもわかってもらおう、
という考え方でこれまでやってきました。
ですので一見、他の眼鏡店よりも遅れているかにもみえる設備は、

「ハイテク検眼でも追いつかない精密な検眼を手作業で行なっている」

ということなのです。

*「メガネ選びって難しいけど、初めてでも失敗しない選び方はあるのかな」
→あなたにとって最適なサイズ、デザインを選ぶためのカンタンなポイント、A,B,Cについて、お伝えします。

1本目は無難にいったほうが…

ポイントA.サイズ 

 最近はレンズの上から下の幅(天地幅)の短めのものが増えています。
要は今時の「縦幅の浅めのフレーム」ですね。

 アイトピアにはその幅が深いものから浅いものまでそろっています。

レンズの横幅については、レンズの中心か、中心よりやや内側に目が来るようなものを
お選びになれば良いかと思います。

特に当店の強度近視用フレームは「鼻幅(左右レンズの鼻側の端から端までの距離)」が長いですので、
お客様の目の位置とメガネが合わないということも、たいていは起こりませんし、
メガネの腕もお顔を圧迫しないようにできますのでサイズの心配はご無用です。

あと、メガネが小さめの方が優しそうに見え、大きめだと賢そうに見える、という場合があります。
ただ必ずそうなるとは限りませんので参考程度にお考えください。

ポイントB.イメージ・形 

 突然やってくる冠婚葬祭、このときの対策をを考えておくのが基本です。
あなたのメガネの中で最低1本は、結婚式やお葬式でも困らないようなものを確保しておいてください。

 メタルでもセルでも、グレー系のシンプルでしっかりしたデザインのものが無難ですが、
ブラウン系ならやや濃いめ、ゴールド系ならば、派手すぎないすっきりしたものをねらっていくのがオススメです。

その他のカラーの場合は式典で使うのは少し難しいのですが、
赤、青、緑などは、黒に近いほど濃いものか、ブラウン系のようなテイストを持っている色なら何とか対応できます。

 セルの「クリアー生地」、メタルの「光りを反射してギラギラ輝くような素材」などのものは、
2本目以降にお考えになった方がよいかと思います。

 メガネの形ですが、「前の部分の形」も「横の部分のデザイン」も、あまりとんがりすぎていないものが、
最初の1本を選ぶうえではオススメです。当然、「だ円形」か「柔らかい四角形」に近いもので、
つり目すぎずたれ目すぎないものが安全です。

 デザイン自体が派手かどうかというのもありますが、「服装は文化の表現」という言葉からもわかるとおり、
デザインが伝統を意識しているかどうかが問題となります。ボリューム感があっても、
人々の間で浮き上がるものと浮き上がらないものとがあります。
このあたりはファッションセンスの領域ですので、
自信のある人以外は無難なものから選んでいったほうがよいかも知れません。

ポイントC.フレームの性能

メガネフレームのウデに、「超弾性素材」を使ったものは、
はじめにそのメガネをかけたとき以上にはフィッテイング状態は良くできません。
ウデを、顔にあわせて曲げることができないからです。

 あとは「チタン素材」は丈夫なうえ、厚みを持たせて作っても軽いので厚みのあるものがオススメですし、
「サンプラチナ材」はとにかく丈夫で粘りのある性質ですので、壊れにくさは特にありますし、
「サンコバルト材」は薄く作っても折れにくいのでシャープなものが軽くて良い、といったポイントもありますが、
サビに強いのは3種類ともです。


*「大阪以外の地域で、強度近視に向く小径フレームは手に入らないのかな」
→フレームだけではなく、技術的なアドバイスのできるメガネ店の選び方をお伝えします。

手に入れる方法2・大阪以外の地域で、「小径フレーム」を探す

大阪以外の地域でも、これまでのこのサイトで述べてきたような
「レンズの部分が小径で」「鼻幅が長い」フレームはたまに見つけることができます。

ただし、そうしたメガネを置いていたお店が、
「このフレームなら、強度近視のレンズで薄く作れる」といったことを知らない場合があるかもしれません。
単にオシャレなインポートフレームのつもりで置いていることが多かったりします。

そのお店の人にそれとなく、

「このインポートフレームは、どんなひとがかけるといいんでしょうか」

と聞いてみて、強度近視のことを知らなさそうであれば、そこでフレームだけ買って、
他の技術の良いメガネ店でレンズをいれてもらう、という手もあるわけです。

しかし責任感の強いメガネ店ほど、他店のフレームを自店でレンズ入れすることは不安がつきまとうものです。

「もしフィッティングをしていて壊れてしまった場合、責任が持てない」

ということと、

「フィッテイング調整ができないフレームだった場合、非常に困る」

ということがあるからです。

できれば、技術の良いメガネ店で、小径フレームを見つけて、メガネ一式を作り、
行きつけのメガネ店ということで長いおつきあいができれば理想的です。

また、メガネの度数の測定技術が優れた店をご存じなければ、良い店をご紹介しましょう。
私は全国的な研究団体の世話人をしていますので、あなたのお近くでどこかご紹介できるかもしれません。

●当店の在庫の、ウスカルフレームについては、
こちらをどうぞ
ウスカルメガネのフレーム紹介


※なお、当店のウスカルフレームが、
『実際にどういうものであるか』ということについては、
こちらのページの写真をご覧下さい。

→ウスカル会のサイトの中の当店のご紹介のコーナー
アイトピア
当店アイトピアのウスカルフレームのラインナップの写真です。

※ウスカルフレームと、普通の眼鏡フレームとの
比較写真もあります。
ウスカルフレーム・比較写真の部屋


*「梅田の地下街は日本一迷いやすいっていうよ。アイトピアまでたどり着けるといいんだけど」
→大阪梅田での、アイトピアへのアクセスマップを表示しています。
アクセスマップはこちら→大阪駅前の眼鏡店アイトピアに行くには
(大阪の地下街マップはこちら→大阪梅田・地下街の地図です
お願い

コンタクトレンズを主にお使いになっているかたは、
そのコンタクトレンズをはめたまま
メガネ店へメガネを作りに来ていただいてもいいのですが、
コンタクトをはずしたときに掛けるメガネをお持ちでしたら、
そのメガネを必ずご持参くださるよう、お願いします。
そのメガネの度数を参考にした方が、
処方度数選定のリスクがかなり減りますので・・・・。



オマケ情報〜

[技術メモ]     PDと玉型サイズと鼻幅の関係

注・PDとは、「瞳孔間距離」のことです。

中〜強度の近視でレンズの厚みをできるだけ薄くしたい。

そして、フレーム視野をなるべく不自然なものにしたくないという2つの観点から、
PD(左右同じとする)と玉型サイズと鼻幅の関係を考えてみる。

1.フレーム視野は、鼻側と耳側で同じか、耳側にやや広いのがよい、
(外見的にも、それで自然な感じがする)
ということから、玉型の幾何学中心か、それよりもやや鼻側に瞳孔中心が位置するのが自然である。 

その「やや」の数値は、玉型サイズが小さいほど、その「やや」の数値も小さいのが自然である。

 たとえば、幾何学中心から4mm内側に瞳孔中心が来た場合、
62mmの玉型なら外見的にはまあいいかと思うが、
44mmの玉型でそうなっていたら寄り目みたいでおかしい。


2.レンズの鼻側及び耳側の厚みを最小限にという方針なら、玉型の中央に瞳孔中心が来るのがよい。

上記の1と2を考え併せて、下記のような一覧表を作ってみた。強度になるほど右の方がよい。

*このメモは、日本眼鏡技術研究会雑誌に私が記述したものです。

PD 中〜強度近視に適した枠のサイズ例
60 44〜46□16 42〜44□18 40〜42□20 38〜40□22 36〜38□24
62 46〜48□16 44〜46□18 42〜44□20 40〜42□22 38〜40□24
64 48〜50□16 46〜48□18 44〜46□20 42〜44□22 40〜42□24
66 50〜52□16 48〜50□18 46〜48□20 44〜46□22 42〜44□24
68 52〜54□16 50〜52□18 48〜50□20 46〜48□22 44〜46□24
70 54〜57□16 52〜54□18 50〜52□20 48〜50□22 46〜48□24
72 56〜59□16 54〜57□18 52〜54□20 50〜52□22 48〜50□24

(このサイズ例は、中〜強度のプラスレンズで径指定で極薄にしたいときにも利用できます)


オマケ情報その2〜

ここまでのページ以上の情報量を持つ、
日本初の、強度近視専用メガネのためのサイトがこちらです。

強度近視メガネフレームの販売店はここ!
http://usukal.biz
全国区で、強度近視用メガネフレームの取扱店の
ご紹介を行うサイトです。

今のところ、このコーナーはここで終わりです。



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