不思議センスとは




前回の続きです。

2種類の“濃さ”とは


カラーコーディネートの世界には、
明度彩度というキーワードがあります。

とても重要なキーワードですが、
はじめて聞くと、なにがなんだかわかりません。
これをかんたんにご説明しますと、



★明度とは
黒の度合い 100% ←→ 50% ←→ 0% ←→ 0% ←→ 0%
色は…… ←→ 黒が混じって濃い ←→ ふつうの色 ←→ 白が混じって薄い ←→
赤色だと ←→ 澄んだダークレッド ←→ 赤色 ←→ 澄んだピンク ←→
黄色だと ←→ 澄んだマスタード ←→ 黄色 ←→ 澄んだベージュ ←→
オレンジだと ←→ 澄んだ茶色 ←→ オレンジ色 ←→ オレンジシャーベット ←→
朱色だと ←→ 澄んだ紅茶色 ←→ 朱色 ←→ 朱色シャーベット ←→
白の度合い 0% ←→ 0% ←→ 0% ←→ 50% ←→ 100%
トーン名 ヘビー ビビット ペール


★彩度とは
灰の度合い 100% ←→ 75% ←→ 50% ←→ 25% ←→ 0%
色は…… ←→ 灰が混じって鈍い ←→ 灰が混じって鈍い ←→ 灰がちょっと混じってる ←→ ふつうの色
赤色だと ←→ かなり鈍い赤色 ←→ 鈍い赤色 ←→ ちょっと鈍い赤色 ←→ 赤色
黄色だと ←→ かなり鈍いカラシ色 ←→ 鈍いカラシ色 ←→ ちょっと鈍いカラシ色 ←→ 黄色
オレンジだと ←→ かなり鈍い茶色 ←→ 鈍い茶色 ←→ 明るめちょいにぶ茶 ←→ オレンジ
朱色だと ←→ かなり鈍い赤茶色 ←→ 鈍い赤茶色 ←→ 明るめちょいにぶ赤茶 ←→ 朱色
トーン名 グレイ系2 グレイ系1 ソフト ビビット





こうなりますが、わっかりにくいですね〜
このややこしい表は
なかったことにしていただいて……


ではせめて、朱色だけにしぼってあらわしましょう。












★明度とは
黒の度合い 100% ←→ 50% ←→ 0% ←→ 0% ←→ 0%
朱色だと ←→ 澄んだ紅茶色 ←→ 朱色 ←→ 朱色シャーベット ←→
白の度合い 0% ←→ 0% ←→ 0% ←→ 50% ←→ 100%
トーン記号 Heヘビー Viビビット Paペール


明度というのは、

黒←→黒っぽい色←→ふつうの色←→白っぽい色←→白

こういうことですね。
明度が高い低いだと、ふつうの色に比べて、
ダークなカラーで澄んだ色とか、
シャーベットみたいな澄んだキレイな色

になることが特徴です。






澄みわたったダークな朱色、
すなわち紅茶の色ですね。





鈍さのほぼまったくない、
朱色シャーベットの色です。





★彩度とは
灰の度合い 100% ←→ 75% ←→ 50% ←→ 25% ←→ 0%
朱色だと ←→ かなり鈍い赤茶色 ←→ 鈍い赤茶色 ←→ 明るめちょいにぶ赤茶 ←→ 朱色
トーン記号 G2グレイ系2 G1グレイ系1 Soソフト Viビビット


彩度というのは、

灰←→かなり灰っぽい色←→灰っぽい色←→ちょっと灰っぽい色←→ふつうの色

こういうことですね。






彩度が高い低いだと、ふつうの色
に比べて、
ダークでもライトでもない灰気味の色とか、
ちょっとだけにぶい、キツさがなくソフトに感じるようなやさしい色

になることが特徴です。

こういう色合いって、
レンガでよくある色目ですよね♪




朱色に灰色を混ぜたら、
レンガの色になるんですね。






わきあがるギモンとは?



この2つは、図のように組み合わせて表現することもできます。

色のトーンを表すグラフ


↑鈍
G2
G1
So
He Vi Pa
↓澄







このように、グラフであらわしてみると、
ちょっとギモンがわいてきます。

ジクジクドクドクと、
雨後の紅茶キノコ
のように、たらふくギモンがわいてきますよね♪



そう、

鈍めで濃い色(にぶめでこいいろ)
って、どんな色〜?


とか、

鈍めで薄い色(にぶめでうすいいろ)
って、どんな色〜?


というギモンですね。





たとえば、グラフでここにあたる―――



色のトーンを表すグラフ


↑鈍
G2
G1
So
He Vi Pa
↓澄



だいだい色の★じるし。
ここにあたる色は、どんな色でしょうか。


ここだとまあ、
鉄錆(てつさび)

か、ちょっと明るくなって
マホガニー

でしょうかね〜

マホガニーというのは、にぶい赤茶色をした、
高級木材のことです。
風情(ふぜい)ですね♪

これが、
“にぶめでこいいろ”であります。


風合いのあるてつさび。



マホガニーの……く、くるま!!?
では、グラフでここにあたる―――



色のトーンを表すグラフ


↑鈍
G2
G1
So
He Vi Pa
↓澄



黄色の★じるし。
ここにあたる色は、どんな色でしょうか。
ここだとまあ、

ミルクティーの色

でしょう。



朱色シャーベットの明るい色と比べれば、
ミルクティーの色はちょっとだけ
「にぶい色」
となっています。



どうしてかといいますと、
もともとの紅茶の色が、
「黒を混ぜた朱色」
だったからであります。

「黒を混ぜた朱色」に「白(ミルク)」を混ぜると、
「灰色がかった朱色」になるので、

“にぶめでうすいいろ”

になるのです。


朱色シャーベットの色を、
思い出していただいて…



ミルクティーの色です。



もともとの色が、
ダークな朱色でしたから。



























それで結局、
なにがいいたいのか?

じつはですね。












アイトピア式・トーン記号


Viビビット(鮮やかな色)
に、
Paペール(白っぽい色)
に、
Heヘビー(黒っぽい色)
に、
G1グレイ系1(けっこうグレーみの色)
に、
Soソフト(ちょっとグレーみの色)
など。


いろいろなトーン記号を、
さきほどから
勝手につけております。

このような流れで、
二次元の表を埋め尽くすと、こうなります。



服のトーンのイメージ かなり
鮮やか色
ちょい
鮮やか色
やわらかめ
の色
ちょっと
にぶい色
かなり
にぶい色
かなり濃い色 He(ヘビー) Me(めがとん) Fa(ふぁっと) On(おんりょう) Ak(あくま)
ちょい濃い色 De(ディープ) Tr(トラッド) Cr(クラシック) An(アンティーク) Vi(ビンテージ)
ふつうの濃さの色 Vi(ビビット) Na(ナチュラル) So(ソフト) G1(グレーまじり) G2(グレーすぎ)
ちょい薄い色 Br(ブライト) No(ノーブル) Ya(やさしい) Ot(おちつき) Ni(にぶすぎ)
かなり薄い色 Pa(ペール) Me(メルヘン) Ba(ベイビー) H1(はいいろまじり) H2(はいいろすぎ)





色のトーンを表すグラフ


↑鈍
Ak Vi G2 Ni H2
On An G1 Ot H1
Fa Cr So Ya Ba
Me Tr Na No Me
He De Vi Br Pa
↓澄


これらの記号の中でも、
人間の服として使いやすいものは、これらです。


He(ヘビー) ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●●
De(ディープ) Tr(トラッド) Cr(クラシック) An(アンティーク) Vi(ビンテージ)
Vi(ビビット) Na(ナチュラル) So(ソフト) G1(グレーまじり) G2(グレーすぎ)
Br(ブライト) No(ノーブル) Ya(やさしい) Ot(おちつき) ●●●●●●
Pa(ペール) Me(メルヘン) Ba(ベイビー) ●●●●●● ●●●●●●





逆に、
人間の服として使いにくいものは、これらです。


●●●●●● Me(めがとん) Fa(ふぁっと) On(おんりょう) Ak(あくま)
●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●●
●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●●
●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● Ni(にぶすぎ)
●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● H1(はいいろまじり) H2(はいいろすぎ)

Me(めがとん) まさにアニマル。まさにビースト(野獣)!(右図参照)
Fa(ふぁっと) ものすごく‘のんびりや’に見える色パターン?
On(おんりょう) まさに怨霊。まさに外道!(右図参照)
Ak(あくま) 特殊なキャラづけ位置の人でないと、こんなトーンの服は…
Ni(にぶすぎ) そのニブさかげん、まるで泥船のごとし。
H1(はいいろまじり) 人生に疲れたキャラの人以外は、こんなトーンの服は…(汗)
H2(はいいろすぎ) 人生に疲れきった人以外は、こんなトーンの服は…(大汗)




おっと、このリクツでいくと、
さきほどご紹介した「鉄錆(てつさび)」も、
On(おんりょう)
になっちゃいますね。



この鎧を着た人は、
On(おんりょう)
なキャラづけの人に見えてしまいやすい???

というより、怨霊なキャラづけの人が、
みなにそのように見せたいとき、
こういう色合いの服を着ると有効なのだと言えそうです。

まあこういう色の服は、
一般の人にはなかなか着こなしにくいでしょう〜



そしてミルクティーの色は、
Ba(ベイビー)
となり、赤ちゃんの衣服などに向く色ということに… っ




赤ちゃんでなくても、
こういうトーンの色の衣服が似合う人は、
世の中にいるものです。








メガトンな色合いをしたキャラ。
人間でこんな色の服だったらコワイです。







おんりょう。
特殊なキャラづけなことを、
このキャラクターは
色であらわしています。
















本題・2つの‘濃さ’とは


えーそれでは、本題に入らせていただきます。

まず、1つめの濃さ!

人間が着る服の『明度』(色の濃さと薄さ)
の違いは、

『目鼻立ちのハッキリ度』で決まります。


ゴロゴロピシャ―――ン!!(落雷)




すごく派手な目鼻立ちの顔をした人でしたら、
●すごく濃い色  ●鮮やかな色  ●すごく薄い色
の3つが似合いやすい傾向が。

逆に、
すごく地味な目鼻立ちの顔をした人でしたら、
●すごく濃い色  ●鮮やかな色  ●すごく薄い色
の3つが似合いやすい傾向が。


……って、あれ? 
いっしょ???


そう、いっしょなのです。こういうことですね。


かなり
濃い色
(ダーク)
ちょい
濃い色
(ディープ)

普通の
濃さの色
(ビビット)
ちょい
薄い色
(ブライト)
かなり
薄い色
(ライト)
頭文字→ He
(ヘビー)
De
(ディープ)
Vi
(ビビット)
Br
(ブライト)
Pa
(ペール)
かなり派手な顔
ちょい派手な顔
中くらい派手な顔
ちょい地味な顔
かなり地味な顔







では、2つめの濃さ!

人間が着る服の『彩度』
(色の鮮やかさと鈍さ)
の違いは、

『肌の色の濃さの違い』で決まります。


ゴロゴロドド―――ン!!(落雷)




すごく濃い肌の色をした人でしたら、
●すごく鮮やかな色  ●ソフトな色  ●すごく鈍い色
の3つが似合いやすい傾向が。

逆に、
すごく薄い肌の色をした人でしたら、
●すごく鮮やかな色  ●ソフトな色  ●すごく鈍い色
の3つが似合いやすい傾向が。


……って、あれ? 
またいっしょ???


そう、いっしょなのです。こういうことですね。

かなり
鮮やか色

ちょい
鮮やか色
やわらかめ
の色
ちょっと
にぶい色
かなり
にぶい色
頭文字→ Vi
(ビビット)
Na
(ナチュラル)
So
(ソフト)
G1
(グレイ系)
G2
(グレイ系)
かなり濃い肌
ちょっと濃いめ
普通
ちょっと白い肌
かなり白い肌






この2つのバランスをイメージすれば、

あなたの着こなしやすい洋服の色のトーンは、

おのずと浮かんでくることでありましょう。


これこそが「不思議センス」!!






「不思議センス」を使うとこうなる


たとえば、
Bさんという人がいたとして、

●顔の目鼻立ちは「やや地味」
で、
●肌の色の濃さが「ふつう」
の人だったなら、

そのときはこうなります。




Bさんの似合う色のテリトリー


↑鈍
Ak Vi G2 Ni H2
On An G1 Ot H1
Fa Cr So Ya Ba
Me Tr Na No Me
He De Vi Br Pa
↓澄



ピンクのマスが、Bさんの着こなしやすい色のゾーン。
しかし、ピンクのマスの近くでしたら、
わりあいに着こなしやすい傾向があります。

ただし、
Cr(クラシック) の色を使って服を着れば、
「クラシック」な雰囲気の洋服コーディネートになりやすく、

Ya(やさしい) の色を使って服を着れば、
「やさしい」雰囲気の洋服コーディネートになりやすいです。

色の雰囲気と、服のデザイン性がまったく違うものを着ると、
いまいちズレたおしゃれさんになる可能性もあります。



これこそが「不思議センス」!!
……の正体の1つだったのです。








あとちょっと


すると、みなさまは思います。
「え? これがまだ、『不思議センス』の正体の一部にしかすぎないのかー!!?」


では、このさいですから申し上げておきましょう。
「不思議センス」の正体は、ぜんぶで3つです。



1.顔の目鼻立ちと、肌の色の濃さで決まるバランス。

2.顔の「いかつさ」で決まる、デザインのバランス。

3.「隠しコード」による、ボーナスカラー(追加色)やボーナスデザイン(追加意匠)の種類。



このうち、いま明らかとなったのは、 1. のみ。
今回のページでは、もうひとつの 2. もが明らかとなります。


顔のいかつさ。
これは「しっかりした顔」ということです。
「コワイ顔」ということではありません。

有名人で顔が「しっかりしている」人は、

藤原紀香  役所広司  真田広之  三浦友和  唐沢寿明  中田英寿
柳葉敏郎  梅宮辰男  渡哲也   谷原章介  木村拓哉  仲間由紀恵
長澤まさみ  阿部寛  江角マキコ  東山紀之  常盤貴子 小林幸子  あと宝塚系のひと

こんなところでしょうか。
だいたい、傾向はおわかりいただけたかと思います。

これら
顔のいかつい人は、全員、
昔の人の役を演じさせて自然に溶けこむ
という特徴が。

顔面の筋肉が強い。
すなわち
顔筋力が強いひとたちだといえましょう。

この「顔筋力」の強さと、洋服の“似合うデザイン”が対応しております。



ゴロゴロドカドカドカ―――ン!!(大落雷)




すごくいかつい顔をした人でしたら、
●すごくデザインの強い服  ●ほどほどデザイン服  ●すごくジミジミ服
の3つが似合いやすい傾向が。

逆に、
まったくいかつくない顔をした人でしたら、
●すごくデザインの強い服  ●ほどほどデザイン服  ●すごくジミジミ服
の3つが似合いやすい傾向が。


……って、あれ? 
またまたいっしょ???


そう、いっしょなのです。こういうことですね。


デザイン
強い
デザイン
常識的な
デザイン
ちょい
ジミジミ

ジミジミ
めちゃくちゃいかつい ? ?
かなりいかつい ?
中くらいいかつい ?
そんなにいかつくない ?
まったくいかつくない ? ?






こ、こ、この図面のとおりだとすると…
生まれたての赤ちゃんは「まったくいかつくない顔」なので、
超デザイン服・常識的なデザイン服・超ジミジミ服
の3つが似合うということになるっ!!

そしてたしかにそのとおり。
生まれたての赤ちゃんは、
ただの布きれに包んでもかわいいし、ドラえもんの着ぐるみ着せたって、
やっぱりかわいい!!




す、す、すると、
小林幸子や美川憲一が
超デザイン服の得意な人なのは、
顔がいかつい人だったからなのか… っ!!?



美川憲一はよくわかりませんけど、
小林幸子はかなり顔筋力が強いです。

顔がいかついからこそ、
ド派手な衣装を着ても顔が負けないわけですね♪




次回、残された最後の謎。
隠しコードのなぞ」にさらにくわしく迫ります。

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